□ボルガライス□ | オレサマのブログ
ボルガライスは、福井県越前市(旧武生市域)で販売されているご当地グルメである[1][2]。
概要 編集 福井県武生市(現:越前市武生地区)で、1980年以前に登場したメニューで、オムライスの上にカツをのせソースをかけた洋食である[3]。オムライスの中身がチャーハンだったりピラフだったり[4]、かけられるソースもドミグラスソース、トマトソース、中華風あんかけと提供する店ごとに特色がある[4]。また、2012年頃には学校給食として供されたこともある[4][5]。
越前市内にはボルガライスを提供する店が17店舗(2012年2月時点[3])ある。
2010年、2012年には北陸限定としてサークルKサンクス、ローソン、ファミリーマート、セブンイレブンなどの大手コンビニエンスストアで商品化され[4]、2013年には1月22日から同年2月4日の期間限定で、全国のサークルKサンクス約6300店で、2013年1月22日から同年2月4日までの期間限定で全国発売もされた[4]。全国販売時には漫画家の池上遼一がイメージキャラクターを描き、パッケージ画に用いられている[6]。
名前の由来・発祥 編集 ボルガライスは1980年以前からあるが、名前の由来や発祥店などについてはっきりとした事はわかっていない[5]。一説にはロシア西部のボルガ川流域の町でこの料理によく似た物を見たという情報から『ボルガライス』と名付けたといわれるが定かではない[5]。
日本ボルガラー協会 編集 2009年12月、日本経済新聞に「もったいない福井人気質」と題する記事が掲載された。記事は福井県人の宣伝下手について書かれており、その代表例としてボルガライスが取り上げられていた[5]。この記事に発奮し、2010年には市職員らで[1]日本ボルガラー協会を結成、ボルガライスの普及活動を行うことになる。
1口1000円の協力金を集め、越前市出身の漫画家池上遼一にポスターを描いてもらうことを依頼、これには池上の妹が越前市でボルガライスを提供する店を経営していたことも影響する。2010年9月には池上が描いたイメージキャラクターと「武生に来たらボルガライス」のキャッチコピーの文字を配したポスターが完成し、越前市内のいたるところにポスターが貼られることになった。これを機に地元新聞やテレビからの取材が協会に殺到し、ボルガライスは全国的な知名度を得て行くことになる[5]。
また、活動の一環として、2014年12月にオタフクソースから日本ボルガラー協会に提案があり[1][2]、2015年10月には業務用として協会公認の「ボルガライスソース」を発売した[1][2]。将来的には一般用の販売も視野に入れられている。
出典 編集 ^ a b c d “福井)「ボルガライス」に公認ソース オタフクと開発”. 朝日新聞デジタル (2015年5月14日). 2015年11月13日閲覧。
^ a b c “ボルガライス業務用ソース全国発売 オタフクソースが商品化”. 福井新聞Online (2015年5月12日). 2015年11月13日閲覧。
^ a b “ボルガライス、越前焼の専用皿でおいしく”. 日経新聞 (2012年2月21日). 2015年11月13日閲覧。
^ a b c d e “福井・越前のご当地グルメ「ボルガライス」が全国デビュー”. 47NEWS (2013年1月11日). 2015年11月13日閲覧。
^ a b c d e “自治労 自治研 自主レポート「武生に来たらボルガライス ~やりたいことをやりたいときに~」”. 2015年11月13日閲覧。
^ “サークルKサンクス(東京都)は福井県越前市のご当地グルメ「ボルガライス」を全国約6300の店舗で1月22日から2月4日まで販売する。”. 日経新聞 (2013年1月11日). 2015年11月13日閲覧。 ふくい産業支援センターによる新聞見出し検索
外部リンク 編集 武生に来たらボルガライス - 日本ボルガラー協会公式ホームページ
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