普段あまり音楽のお仕事の事は書かないんですがたまにはね。関東某所にあるウェディングチャペル!ある方との出会いがキッカケでこのお仕事に携わらせて頂いてから3年程経ちます。元々ロック畑の私がこんな美し過ぎる場所でスーツを着てガットギターでクラシックを弾くなんて…と思ってたんですが、やっていく内に案外向いてるかも?と感じたりする瞬間があったりします。
ソロギターが好きな事や、幸せな空間を創って喜んで頂きたいという気持ちがそう思える部分なのかもしれません。
元々私は雑多でロック以外にもJAZZからポップスまで聴き親しんできました。この頃からジャズやクラシック問わずソロギターも好きで良く練習していましたし、その頃に好きで弾いていたものが何年かの時を経てお仕事に活かせるなんて思ってもみませんでしたね。不思議なものです。
結婚式は良くも悪くも音楽1つで左右されます。本番を迎えるまでに何ヶ月も新郎新婦様に1番近くで寄り添ってきたプランナー様、披露宴演出などに大切な「ワード選び」や「タイミング」など入念に密に打ち合わせをしてきた司会者様、そこでも演出の責任を全て担う音響スタッフ様、何人ものスタッフが長い期間携わってきてようやく迎える本番を、我々の奏でる音楽が成功か否かを導く鍵を握ってると言っても過言ではありません。
その分責任も当然付いてきますし、ミスは勿論許されません。一生に一回のおめでたい結婚式ですから当然です。
新郎新婦様によっては式の進行速度は違いますし、その場でしか起こらないハプニングなどあり、その瞬間瞬間で状況を見ながら音で対応していかなければなりません。なので一筋縄ではいかないですし、手強く奥深さもあります。それでも、式が上手くいった時というものは言葉では言い表せない程の感動があります。だからこそやり甲斐を感じます。
今でこそこうやって弾かせて頂く機会に恵まれていますが、自分の弾いてきた過去を思い返してみると、自分の好きな事はとにかく没頭してやってみる!という事が先の未来を良い方向に導いてくれるような気がします。無駄な事は絶対ありません。
ただ確証はありませんし、私のように10年以上経ってから良い出会いに恵まれたりするのかもしれませんし、ひょっとしたら何も起こらない事だってあるかもしれない。
でも信じてやり続ける事でしか引き寄せられない事は確かなので、これからも自分の好きな事はやり続けて行きたいですね!そして何より、聴いて下さる方々に喜んで頂けるようなギターを弾いていきたいですね^^