TRP SPYKE 対向2ピストン機械式ディスクブレーキキャリパーの、私流?調整法をメモしておきます。
①まずホイール側パッドをキャリパー内側へ
ホイール側パッドをキャリパーの一番外側にしたときに、ディスクローターと左右両パッドの間隔がちょうどよくなることを最終目標とします。
そのために、まず最初に、調整ボルトを使って、ホイール側パッドを「最終的にディスクローターとの間隔として残したい分」だけ、キャリパー内側へ入れます。
②キャリパーの仮固定
その状態で、ホイール側パッドをディスクローターにきちんと接触させて、キャリパーを仮固定します。
③ホイール側パッドを開く
キャリパーの仮固定後、調整ボルトで、ホイール側パッドをキャリパーの一番外側へ戻します。これで、望みどおりの距離だけローターとバッドが離れました。
④フォーク側パッドを寄せる
次に、調整ボルトでフォーク側パッドをローターに寄せ、左右両パッドとローターの間隔が等しくなるようにします。ブレーキレバーを握ってみたときのローターの歪み方で、間隔が等しいかどうか判断できます。
⑤キャリパーの最終固定
最後に、いったんキャリパーの固定ネジを緩めてキャリパーが動くようにし、そのままブレーキレバーを握り、その状態で再びキャリパーを完全に固定します。
…これで、ローターと左右のパッドの距離が等しく、かつ、キャリパーができるだけホイールから離れるようにセットアップできました。
さあ、リア用の TRP SPYKE 、いつでも来い!(笑)