産気づくジンクスを実験してみた | 燃える闘魂ママ@アメリカ〜40で妊娠.出産。三兄弟と格闘中

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2006年10月14日の出会い→サンディエゴ→NC州ジャクソンビル、2018年7月に念願のサンディエゴの自宅に戻り、蘭は40で三男を出産。11歳、9歳、2歳の息子たち、ジャーマンシェパードのリリー、そして相変わらず鬱陶しさ1000%のマシューと共に毎日奮闘中。

日曜に、どうもおなか痛いとブログに書いた後、趣味の集まりから帰るというマシューからの電話がありました。「今日の晩ご飯はどうする?」

私は、そのころ一生懸命、いつ病院にいったらいいのか、どんなものが陣痛なのか、インターネットで調べていました。

どうやら私が感じている、おなかを壊したときのような冷や汗が出るような痛みは陣痛らしい。

痛みがくると、お相撲さんのようにしゃがみ、フーフーフーと息をはきました。しゃがむといくらか楽になりました。


そんな中見つけたのが、産気づくジンクス

予定日すぎちゃって、なかなか産気づかない妊婦さんがやるようなものらしいですが、何を思ったのか、本当かためしてみようと思い、

「今夜は焼肉」

そして、10分ごとにくる痛みを感じつつ、一緒にスーパーマーケットへ肉と焼き肉のたれを買いにいきました
このときはまだ歩けました

産気づくというジンクスがある食べ物は、焼き肉とリポビタンDだとか

ここ数日は料理を作る気がなくて、この日もマシューが料理してくれました

すこし食べたけれど、どうも痛みが5分ごとにやってくる。痛みがくると、いすの背もたれをもって、またぐーっとしゃがみ、フーフーフー

横須賀の産科に、おなかを壊したようなときの痛みが30秒続き、5分ごとにやってくること、先週の木曜の内診から軽い出血があることを電話で伝え、痛みがあるときは、マシューに電話をかわってもらいました

「蘭ちゃん、今から横須賀にきてくださいって」
「わかった」

このとき6時30分すぎ。

彼はいよいよだね!と、真剣な顔で急いで自分の入院準備をし、その間私は、家の中を歩いたり、しゃがんだりの繰り返し。出産予定日はまだ先だったけれど、Stork's Nestにいつでも行けるようにと準備していたので、あわてずに済みました。

7時前に家を出て、1時間後病院到着。

横須賀に向かう夜、とても大きい満月が出ていました。きれい、というより巨大な満月。その満月に向かって車を走らせました。気持ちがアップするような音楽をかけていたけど、曲がかわるごとに痛みがやってきて、ふーふーふー

病院についたら、まず血圧と体温、そして内診がありました。「まだ子宮口が2センチしか開いていないので、1時間外を歩いてみて、痛みが消えるようなら、家に帰って様子見してください」

えーーー 

よし、と手を引っ張って、私を歩かせようとするマシュー

私も歩けるときはすたすたすたと歩き、痛みがあるときは、ぐーーーーっとその場でしゃがんでふーふー、そんなことおかまいなしに、「あるかなきゃだめでしょ」と無理矢理ひっぱる旦那に、「お前何もわかってないだろ」とキレました。いまからStork's Nestに泊まれるかどうか確認したら、なんとかチェックインできました。

痛みの間隔が狭まりつつある中、母に電話しました。予定日を知っていた彼女もさすがにびっくりしていて、また痛みがきたので、マシューに電話をかわってもらいました。なんか会話が通じてなかったようで、「じゃねー」と彼は電話を切ってました。じゃねーじゃないだろとキレつつ、痛みでかがみ、足がよれるくらいになりました。

もう病院もどりたいといい、外に出ました。寒くて仕方ない。がたがた震えがきました。

だんだん気分も悪くなって、戻してしまいました。まるで食中毒のよう。

病院にもどり、痛みが強くなっていること、吐いたことをナースに話すと、そのまま入院となりました。このとき、9時過ぎ。

教訓

1、ジンクスは効いたけれど、焼き肉はヘビーなので、リポDがおすすめ

2、痛みがあるときは歩けないというのを、事前に旦那に知ってもらうこと。

マシューは、ほかのパパさんたちに言われた「歩かせないとだめだよ」というのを丸呑みしていて、痛みがあっても無理矢理歩かせようとして、この後、「私にはいっさいさわるな」宣言を出されました。産科に入院中、ほかの妊婦さんが痛みで泣いているのをみて、うちのかみさんは泣きわめかなくて、タフだったけれど、ひどいことをしたと気づいたようです。早く気づけよ!