1. tebolt → bottle（びん）
2. kilm → milk（ミルク）
3. teatley → layette（新生児用品一式）
4. dacler → cradle（ゆりかご）
5. ubberr yuckd → rubber ducky（ゴムのアヒル）
6. paynpel → playpen（ベビーサークル）
のことは、Second Trimesterといいます。ところで、まじめな話になるんですが、私はほぼ毎週、ソーシャルワーカーの方と一対一で、妊娠中のこと、出産のこと、子育てのこと、家族のことについて、教えてもらったり、話し合ったり、相談に乗ってもらったりする、Nurturing Programに参加しています。
毎回話す内容は違うんですが、今週は「子供をたたくこと」について話し合いました。
今まで、誰かに叩かれたことはありますか？
親が子供を叩く、ということは、石器時代、言葉でコミュニケーションできない時代から、子供に対して、怒りを示すときに行われてきたことだそうです。
現代になってからも、親が子を叩くことは行われていること。ニューハンプシャー大学の調査では、アメリカの家庭で、
・3、4歳のお子さんを持つ親御さんの90%が過去にお子さんを叩いたことがある
・1歳以下のお子さんを持つ親御さんの22%がお子さんを叩いたことがある、
・9、10歳のお子さんを持つ親御さんの75%がお子さんを叩いたことがある
・17歳のお子さんを持つ親御さんの20%がお子さんを叩いたことがある
という結果が出たとか。思ったより多くありませんか？
なぜ親は子供を叩くのでしょうか？ 叩く親はたたくことが悪いとは思っていません。みな叩くことをこんなふうに正当化しているようです。
・子供は叩かれるという悪い経験から正しいことを学べる
・叩くことは子供をしかるのによい方法だ
・子供を叩くことは、聖書にも書いてあることで、すべきことだ（！！ これは聖書の誤訳だといわれています）
・子供を叩くことは、愛情表現だ、愛してなかったら叩きなんてしない
・叩くことは、うちの家族ではずっと行われてきたことだ
・暴力に満ち溢れた現実の社会に立ち向かう準備だ
などなど。
そして、子供をたたくことについて、こんなことを言う人もいます。
「叩かないと、子供は甘やかされる」
「たまに叩くことは子供にとっていいことだ」
「怒ってないときに叩けばいいだろう」
「自分が怒っていることを示すには、叩くことが一番」
「赤ちゃんは言葉がわからないんだから、叩かないと」
「子供は叩かれる必要がある」
まず結論から、子供でもだれでも、絶対に叩かれる必要はない
叩かれたことがある人ならだれでも経験のあることですが、絶対いい気持ちはしません。相手に対して、尊敬ではなく、憎しみ、もしくは軽蔑の気持ちしか残りません。
私は親に叩かれる、というより、小学校の先生に叩かれたことを覚えています。彼女たちには、私は「気に入らないことをする生徒」で「戒め」のつもりだったんでしょうが、なんでそんなに怒ったのか理由をおぼえてないし、彼女たちをまったく尊敬していません。叩かれることが悪いことの戒めにはならないのは、実感しています。
それより、「こんな方法があるんだよ」と諭してくれたお医者さんの方が、よく覚えているし、尊敬しています。
確かに怒りを表現するには、叩くのが手っ取り早いです。
でも、それで問題が解決するんでしょうか？
町で見かけたのが、
「ショッピングセンターで気に入らないことをした奥さんを人の目につかないところに押し込めて、奥さんを無言で蹴飛ばしているご主人」
「駅で平謝りする男性に対して、『金返せよ！』とぼこぼこに叩きながら怒る女性」
どちらも見苦しく、不幸です。暴力をふるう、ふるわれることは大問題。でもおそらく、この人たちはその問題の大きさを自覚していないと思います。
子供を叩くことは、彼らがやっていることと同じ。
親は、子供が悪いことをしたとき、怒りを表現して、戒めなくてはいけないけれど、叩くことより、他の方法で表現しないといけないのです。
ということで、宿題
「叩くこと以外で子供に戒めを表現する方法を、20個、ご夫婦で考えてきてください」
興味があれば、考えてみてくださいね。
マシューは「こどもが悪いことをしたら、お尻をペシャリと叩けばいいのに」と言って、宿題にちっとも乗り気ではないですが、今日一緒に考えます。
次は「甘やかされた子供」について～
プレパパ・プレママの皆様、子育てについて話してますか？
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