溶連菌
流行ってますね溶連菌感染症。
うちの子供達も幼稚園からもらってきて、まあ大変です。
お母様方に是非気をつけていただきたいのは、溶連菌感染症と気付かないケースが多いことです。
きちんと小児を診察している我々なら分かりますが
ちょっとした救急病院での外来では正直溶連菌の検査もしないしただの風邪として治療されることが多いです。
抗生剤を飲めば2日で熱が下がるので治って良かったと思って薬を3日くらいでやめると
また熱が出る。
そして救急病院にいく。
また3日分追加で薬をもらい、同じことを繰り返す。
是非知っていてくださいお母様方。
溶連菌は続けて7日(抗生剤によっては6日の物もあれば14日の物もあります)
抗生剤を飲まないと治りません。
リウマチ熱
腎炎
合併症も起こります。
溶連菌感染症を良く理解してください。
救急病院で簡単に3日間の薬をもらって飲ませてすませる安易な親にはならないようにお願いします。
私は土曜日は実家で子供からお年寄りまで診察しているので慣れていますが
救急病院で当直に交代で入る各科の医師は正直そこまで見ていません。
なぜなら
救急ですから。
きちんと診察ではないのでね。
ご理解ください。
救急病院というのは とりあえず救急の方を治す病院ですので。
癌とは。
癌で死ぬ。
て、なんなんやろ。
医師の自分が言うことではないんでしょうけどね。
学生時代や研修医の頃 本当に不思議に思っていた。
肺に転移して呼吸が苦しくなるから死ぬの？
じゃあ 肺に転移していない人はなぜ死ぬの？
心臓には癌が転移してるわけではないのに心臓が止まるのはなぜ？
そもそも
癌て何？
男の2人に1人は癌になる。
女の3人に1人は癌になる。
考えるほど不思議でしょ。
癌になるのと寿命とで死ぬのとの違い？
癌で死ぬことが、寿命で死ぬことと同じじゃないの。
ね。
じゃあ、外科医の俺らが扱ってる癌てのはなんなんや。
みたいな（笑）
こういう なんやよくわからんことをだらだら考えるの意外と好きやね。