もはやポジティブとは程遠く、愚痴ばかりのブログになっています。
今日も疲れた。
薬はこれで良かったのか、自分の対応は良かったのか悩んだ。
先週患者の一人に、あなたは発達障害ではないと思うのでその薬は処方できませんと言った。正直、本当に違うと思う。他の薬のオプションについて話し合った。しかし、患者にとってはもちろんショック。なぜなら、以前の医者によって発達障害と診断され、薬を飲んでいたのだ。勘違いされることもあるが、発達障害の薬は誰が飲んでも効果がある。効果があるから、発達障害だ。というわけではない。今日の面談で、発達障害と診断してくれた医者の復帰を待ちますと言われた。正直、かなり安堵した。でも・・・自分の対応はこれで良かったのか疑問が残る。以前の医者はなぜ彼女を発達障害と診断したのか?たった一日患者さんと面談した自分が違うと言って良かったものなのだろうか(とても悩んだ末、診断は違うと思うのにコントロールも厳しい発達障害の薬を処方をしたくはなかったし、間違っていると思ったので、正直にこの薬は処方できません。違う方針で、病状に対処しましょうと話をした。)。もっと別な対応の仕方があったのではないのだろうか。この患者さんが以前会っていた医者の方。いい人だとは思うんだけど、正直疑問も多い。特に発達障害の薬は色々と注意しないといけないことも多いのに、ちゃんとスクリーニングしていない気がする。この患者さんも、心臓がたまに痛いって言ってるのになぜこの薬?心臓に影響が多い薬なんだから、ちゃんとEKGでもしてあげてくれよ、と思った。(とりあえずそのことについても話したので、EKGして異常はなかったそうです。良かった。)彼女の患者さんは正直懲り懲りだ。
その前は、あなたにはまだ薬は必要ありません。薬を飲む前に、セラピーのモダリティを変えたり他の方法を模索して、だめだったらまた戻ってくださいと話をした。患者は怒った。正直、薬が必要と言われるより、まだ大丈夫と言われる方がいいと思ったのだが、多分もっといい説明の仕方があったんだと思う。そして、きっと私が患者さんの気持ちをしっかり汲み切れていなかったんだと思う。その患者さんの後にも、似たような状況があり、セラピーなど他の方法を試した後、また数ヶ月後にもう一度面談して、その時に薬が必要かもう一回話し合いをしましょうと提案した。その時はもう少しマシに話をできた。きっと少し成長しているんだろう(ポジティブに考えないとね)。
毎日悩んで、少し失敗して。こうして成長しているんだろう。
そうだった。次回悩んで辛い時、自分で思い出さなければ・・・これは成長している証拠。明日はきっともっと良いプロバイダーになっている。
