All Things I Like

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韓国人旦那のことや、アメリカでの生活など、
日々、自分の好きなことを書いていこうと思っています。

ポジティブ思考になることが目標の一つなので 今日のポジティブ と題して毎日更新します。

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もはやポジティブとは程遠く、愚痴ばかりのブログになっています。

今日も疲れた。

薬はこれで良かったのか、自分の対応は良かったのか悩んだ。

 

先週患者の一人に、あなたは発達障害ではないと思うのでその薬は処方できませんと言った。正直、本当に違うと思う。他の薬のオプションについて話し合った。しかし、患者にとってはもちろんショック。なぜなら、以前の医者によって発達障害と診断され、薬を飲んでいたのだ。勘違いされることもあるが、発達障害の薬は誰が飲んでも効果がある。効果があるから、発達障害だ。というわけではない。今日の面談で、発達障害と診断してくれた医者の復帰を待ちますと言われた。正直、かなり安堵した。でも・・・自分の対応はこれで良かったのか疑問が残る。以前の医者はなぜ彼女を発達障害と診断したのか?たった一日患者さんと面談した自分が違うと言って良かったものなのだろうか(とても悩んだ末、診断は違うと思うのにコントロールも厳しい発達障害の薬を処方をしたくはなかったし、間違っていると思ったので、正直にこの薬は処方できません。違う方針で、病状に対処しましょうと話をした。)。もっと別な対応の仕方があったのではないのだろうか。この患者さんが以前会っていた医者の方。いい人だとは思うんだけど、正直疑問も多い。特に発達障害の薬は色々と注意しないといけないことも多いのに、ちゃんとスクリーニングしていない気がする。この患者さんも、心臓がたまに痛いって言ってるのになぜこの薬?心臓に影響が多い薬なんだから、ちゃんとEKGでもしてあげてくれよ、と思った。(とりあえずそのことについても話したので、EKGして異常はなかったそうです。良かった。)彼女の患者さんは正直懲り懲りだ。

 

その前は、あなたにはまだ薬は必要ありません。薬を飲む前に、セラピーのモダリティを変えたり他の方法を模索して、だめだったらまた戻ってくださいと話をした。患者は怒った。正直、薬が必要と言われるより、まだ大丈夫と言われる方がいいと思ったのだが、多分もっといい説明の仕方があったんだと思う。そして、きっと私が患者さんの気持ちをしっかり汲み切れていなかったんだと思う。その患者さんの後にも、似たような状況があり、セラピーなど他の方法を試した後、また数ヶ月後にもう一度面談して、その時に薬が必要かもう一回話し合いをしましょうと提案した。その時はもう少しマシに話をできた。きっと少し成長しているんだろう(ポジティブに考えないとね)。

 

毎日悩んで、少し失敗して。こうして成長しているんだろう。

そうだった。次回悩んで辛い時、自分で思い出さなければ・・・これは成長している証拠。明日はきっともっと良いプロバイダーになっている。

 

 

おめでとうございます。の一言につきます。

これから幸せになることができますように・・・。

色々あったけど、やっぱり国民は彼女の幸せを願っているんではないかなと思います。

Youtubeを見ていてびっくりな動画、コメントにぶつかった。

 

実際に精神疾患を診断し、薬を処方する役職にいるものとして、言いたい。

 

働けないほど酷くないと病気ではないわけではありません。病気は病気なんです。

普通に色々出来ているから、酷くない。酷いあの人に比べてあなたは、違う。本当は大丈夫なんでしょ。それだけのことで病気になるはずないじゃない。

そういう風に考えないで欲しい。

そういう風に考えるのが本当の差別です。

 

*公務執行できてるのに、病気のはずない。

精神疾患があっても、病気と戦いながら働いている人はたくさんいます。実際、毎日働いている患者さんの方が大半で、病欠してる患者さんは少数です。働けないほど酷くないと病気ではない。この程度で病気になるはずはない。そういう考えは本当に間違っています。

 

*うつ病の初期で外に行けない人もいるのに、この程度で・・・。

外にも行けないほどのうつ病は初期ではなく、かなり重病です。もっと早くに助けを求めるべきでした。前述したように、病気と戦いながら働いている人の方が多いです。

 

*実際のこの病気と闘っている人に失礼。

この程度で病気になるはずない、これだけ色々できてるのに病気であるはずがない。そういう考え方の方が失礼だし、間違っています。

 

*複雑性PTSDならビザは取れない

精神疾患のせいで、人間としての基本的な権利(好きな時に好きなところに行く)を奪うのは、精神疾患を患う人達に対しての差別です。アメリカでそんなことが起こったら世も末。

 

あなたの横で普通に働いているあの人も、実は病気の可能性もあります。

大したふうに見えないからって、病気なんて嘘だって決めつけないで、理解を深めて欲しいです。

 

自分にもうちょっと言葉の才能があったなら・・・。言葉が足らないせいで、十分に精神疾患の方々の代弁をできないのがもどかしい。