ついに出会ってしまいました。。。
結論から申し上げていいですか??
こちらのドラマ、名作です。
出会ったドラマの中で5本の指に入ります。
(※ここからはネタバレもあります。)
それではざっくりと概要を。
2017年に韓国で放送されたケーブルドラマ。
ケーブルドラマだったにも関わらず、視聴率が良かった事から回を重ねる毎に放送枠も多くなっていったとか。
演じるのはナム・セヒ役のイ・ミンギ & ユン・ジホ役のチョン・ソミン
イ・ミンギ(当時:32歳)
チョン・ソミン(当時:28歳)
日本公式HP
http://klockworx-asia.com/koihaji/

IT系の会社に勤めるちょっと気難しいタイプのナム・セヒ。
1人で居ることが気楽で、合理的な考え方のセヒは持ち家で愛猫との暮らしをとても大事にしていている。今後も変わりなく平和に過ごして生きていきたいと願っている。
脚本家を目指し都会に上京したユン・ジホ。名門大学を卒業するも、今はまだ補助作家で収入も安定していない。日々の暮らしも不安定な状況で、仕事に没頭する毎日を過ごし気付けば30歳。
恋愛や結婚どころか今は住むところすら無く不安な日々を抱えている。
そんな2人が出会い、ひょんなことからルームシェアし契約結婚をすることで話が展開していく。
お互いに生活するために都合のいい条件、恋愛を抜きにして始まった(契約?偽装?)結婚生活。
同世代の女友達のクスッと笑って泣けるエピソードも含め、リアルで共感できる要素満載のドラマです。
随所に心に残る名セリフが散りばめられていて、心にメモをしたくなるそんなドラマでした。
また、主演のお二人の演技が素晴らしく、セリフの言い回しや表情がとても素晴らしかったです
今までイ・ミンギ、チョン・ソミンをあまり存じ上げていなかったのですが、今ではすっかり虜です。この2人のケミは最高。
普段、人と距離を置き無表情で淡々と喋るセヒが、回を追う毎に変化していき、15話からは完全にかわいい人になっていました。
ジホの優しく語りかける口調も大好き。優しく柔らかいイメージの女性ですが、真は強く自分の考えを貫くしっかり者タイプです。
ナチュラルなメイクや服装・髪型全部かわいかったです。他の作品も観てみたいと思いました。
↑心持っていかれた名シーンでございます。
そして、なんといってもこの作品を観て一番共感したことは、“普通の毎日の暮らしをどう過ごしていくか”でした。
今のご時世(コロナ禍)と重なって見終わった後の感情が高揚感がなんとも言い難いものでした。
一つは、“実家に帰省する事が憚れる昨今の状況”
もう一つは、“自分だけの秘密や空間”
(契約)結婚した2人はそれぞれの実家の行事で帰省するのですが、無理をして頑張ってしまう姿に心を痛め、最終的には休暇で帰省するときは各自で‥という答えを出します。
なんとも斬新ですが、今のご時世(コロナ禍)と同じだと感じました。
無理をして頑張って気まずくなるくらいなら、しない方を選ぶ。
もう一つ作中に、どんなに気心の知れた相手でも、自分だけの秘密や空間はとても大事だ。と、ある小説から引用し、その秘密の場所を『19号室』と名付ける。
今、我が家はテレワークや子供の夏休みと重なり、常に誰かが家にいる状況。
このドラマにもあったように、家族であっても1人の時間や空間はやっぱり大事だなと改めて気付かされ、そしてそう感じることも決して悪いことでは無いと実感しました。
いわゆる“THE韓ドラ”のような御曹司が出てきてヒロインを振り回すでもなく、不慮の事故で人生が激変する展開でもなく、大切な人が次々亡くなり嘆き悲しむ要素など全く無い、平凡な毎日を過ごしていく淡々としたストーリーですが、何気なく過ごす毎日のこと、改めて大事なこととは何かを気付か背てくれる作品でした。
とにかく、お二人のケミ最高でした。
そして、セヒの愛猫も最高にかわいかったです。
猫飼いたいな〜
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*simple*
ねこちゃんのお茶目な表情いっぱいの絵文字です。
肉球必見