この夢のような和菓子にまみれた光景
なぜこのような光景がnicoにあるかというと………
年に何度か、幼なじみがオイルマッサージを受けにやって来ます。
知り合ったのは2歳くらいかな…
物心ついた時には一緒にいた、一つ上のお姉さん^^
商店街の中でワタシの両親は食料品店を営んでいました。
幼なじみの彼女、さっちゃんは和菓子屋さん。
「和作」
おじちゃんはテレビチャンピオンの和菓子職人の時に優勝もした腕を持つ職人
小さい頃からおじちゃんの作るお菓子が好きだったなぁ。
みたらし団子、おはぎ、マドレーヌ、すあま
二人で小さい頃の話をしていると、セピア色の昭和の香り漂う景色が脳裏に甦る。
商店街の中で育ちました。
その中にある広場で夏にあるカラオケ大会。
おじちゃんは歌も上手くて、カラオケ大会でも歌っていたな…
近くのゲートボール場と呼ばれていた空き地であった盆踊り。
甘酸っぱい記憶
ワタシは物心ついた頃から友だちと遊ぶのはちょっと苦手だったのです。
一人でお絵かきしたり、何か作っていることが好きだった
でも、さっちゃんといる時だけは何故かとても心から楽しかったんだよなぁ。
さっちゃんは自然に、相手の心地よい部分に入ってくる。
当たり前のようにそこに居る。
何を言うでもなく、自分を認めてくれているように感じさせる人。
だからいつも人が近くにいる。
小さい頃からみんなに好かれていた♪
中学に入ってからお互いの世界が拡がって変わってきて、そこから疎遠になってきた。
ワタシが高校卒業と共に引っ越したのもありなかなか会わなくなった。
20代後半、久しぶりに和作へ買い物に行ったことをきっかけに会うようになったのだったな。
その頃ウェディング衣装のアトリエに勤めていたのだけど、そこを辞める最後に担当したお嫁さんが…さっちゃん。
ワタシ自身が結婚することがあったら着たいと思っていた一番好きなドレスを着てお嫁にいった。
もう…
今思い返しただけでも胸が熱くなる。
ワタシがマッサージの仕事するようになって独立してから、和作での仕事と子育ての激務の合間に「マッサージ受けたい~」って二子玉川まで来てくれる。
けっして近いわけではないのです。
彼女に会うと、小さい頃から今を思い返し、どれだけ自分は幸せだったのかを改めて感じます。
不思議と人生に対する感謝の気持ちと、改めていまの仕事を心から自分のものとして世の中に還していきたいと強く思う…
彼女の誠実なひたむきな姿を見させてもらえる有難さ。
さっちゃん
いつもありがとう
さっちゃん
二子玉川ライズのマーガレット・ハウエルカフェにて。
和作さんは相鉄線鶴ヶ峰駅が最寄り。
二俣川駅の駅ビルにも店舗出してます。
http://wasaku.com/
お近くに行かれる際にはぜひお立ち寄りを♪