今日は前回の続きを少し書きたいと思います
無意識に感情や感覚にフタをしていた頃、会社でたまに言われたのが「○○さん(私の旧姓)って最初もっと怖い人だと思ってました」でした。
いまでこそ初対面の方に「優しそう」「雰囲気が柔らかい」と言ってもらうことが多いのですが、感情にフタをしていた頃の私はいつも無表情で能面みたいな感じだったのではと思います。そりゃ怖いですよね。(しかも余裕がなくなると能面から般若のお面被ってたような気がします。)
無意識に感情を抑えこむことにエネルギーを使っていたので、表情も能面みたいになっていたんだろうなと思います。
つくづく自分が思っている以上に、内面はおもてにあらわれるのかもしれません。
そんな能面時代、タロットを習い始めた頃、練習の自己リーディングでよく出たのは「星」のカードでした。
「一糸まとわぬ女性が一心に湖の水を注いでいます。見返りを求めず感情や愛を注ぎ続けましょう、今まで封印してきた感情を表に出すことで素の自分に戻り本当に欲しいものが見えてきます。」という世界観なのですが、まさに当時の自分に必要なメッセージでした。
「怒り、悲しみ、怖さ」などの感情にフタをしていると、自分の快、不快とか好きなものとか分からなくなっちゃうんですよね。感情にフタをしていると自動的にそういった基本的な感覚にもフタをしちゃうんだなと思います。
このごろはだいぶ感情のフタも外れてきたなと思うけど、今でもたまーに「星」のカードが出てきます。
そこはウン十年、フタをしていたプロですからね。無意識にやっちゃうこともあります。
なので「星」が出た時は丁寧に自分の感情を感じてあげます。
例えば「私は本当は悲しかった、腹がたった、怖かった」どれだったかな、って。
そうすると「ああ本当は私悲しかったし、腹もたったんだな」って自分の感情と繋がることができます。
なんだかモヤモヤするな、っていう時も深呼吸してこれをやると本当の感情と繋がれて気持ちが落ち着いてきます。感情はちゃんと感じてあげることで消化されますからね。
「なんだかわからないけどモヤモヤしてます」という方がいらしたら、これ↑試してみて下さいね。自分の感情を丁寧に感じてあげることは、そのまま自分自身を大切にすることなのでね。
今日は以上です