たった2時間で到着する
お気軽な船旅
遠くにうっすらとビーチが見えますが
前浜というビーチです
この時期は海亀さんが毎晩
産卵のために上陸します🐢🥚
ここが母島の船客待合所で〜す
新緑の芝生を優雅に泳ぐ
鯨のモニュメントがめちゃナイス
これから母島に10年程暮らす
大分県出身のベテランガイドpocoさんに
島内を案内していただきま〜す
でもね…母島は見所が殆どありません
それに…道路も南北に走る道しか
ありません
先ずは母島のフェリーターミナルから
都道241号線を車で南下します
車で20分くらいかなぁ〜
ここが南へ進む道路の
その名も南進線の終点です
これ以降は道路はございません
登山道のみとなります
あっという間に
最南端まで車で走り切ってしまったので
少し集落方面へ戻りまして
新ヘリポート🚁が
一望できる高台へ来ました
緊急時にはここから硫黄島へ飛びまして
そこから自衛隊機で東京都へ飛びます
島民にとってとても大切な場所なんです
なんと
母島にはもうひとつヘリポートが
ございます
現在は使用されておりませんが
星空スポットとして
人気だとか
旧ヘリポート
更に車は集落へと向かいまして
ロース記念館
に到着しました〜
ここはローズ石で作られた
郷土資料館なんですよぉ〜
ちなみにローズ石は明治2年頃
母島に定住し開拓に貢献したドイツ人
ロルフスにより発見されたそうです
当初資料館の建物は
大正時代には砂糖収納庫として
使用されていたそうです
小笠原諸島返還後は
農業共同組合と簡易郵便局として
使われていましたが
昭和57年解体保存
昭和60年に現在地に移築再現され
昭和62年に開館しました
戦前の民家の屋根保存伝承のため
屋根は倉庫の復元とせず
シュロッ葉(オガサワラビロウ)葺きです
記念館の名前は
母島開発の創始者と
島民生活に欠かせなかった石材と
採石所を記念したものとなっています
昭和59年には
東京都文化財に指定されています
ロース記念館
記念館内には歴史的にも貴重な写真等が
残されていました
ではでは…
再び都道241号線を北上ま〜す
ちなみに…
沖港北港線に変わります
母島の中央から少し北側にあるのが
石門地区
車で20分程でしょうか…
(最初の簡易マップで言うと⑧の所)
国立公園の特別保護地区で
林野庁東京営林局設定の
小笠原母島東岸森林生態系保護地域です
入林には東京都認定ガイド同伴が
義務付けられています
なぜかと言うと…
湿性高木林を主体とした
源生性の高い重要な地域で
セキモンノキ
オオヤマイチジク
セキモンウライソウ
タイヨウフウトウカズラなど
極めて貴重な母島だけの固有種が生育
しているからです
この石門地区は石灰岩地域であるため
樹林内に針の岩と言われている
ラピエが見られます
ラピエとは石灰岩が雨水などにより
長年浸食されてできた
ギザギザに尖った地形のことです
石門コースとは所要時間が長〜く
歩道として整備されていないルートを
歩行しなければなりません
入り口だけなら
見学できるので少しだけ中へいきましょ
おっと
おっと
こんなところに
あの有名な…
グリーンぺぺ
本名はヤコウタケ
白く透明感のあるキノコで
ナイトツアーではイチオシのネタです
グリーンぺぺ
名前の由来は暗くなるとグリーンに光る
のでグリーンぺぺと呼ばれているんですって
夜はこんな感じに光るのです
✳︎イメージフォト