海軍通信隊の地下本部跡ブログ
戦跡ツアーのエリアは
小笠原諸島森林生態系保護地区
に指定されています
加えて認定のガイドさんがいないと
立ち入ることができないそうです
父島には父島要塞と呼ばれる
日本軍の要塞が築かれました
当時は輸送船が爆撃に遭い
物資が不足していたことから
非常に厳しい環境下で
要塞の建設と防衛が行われていたと
想像されます
夜明山には
全長約150㍍の地下壕
があります
めちゃ大規模な戦跡となります
本部の地下壕のようで
壕の断面も大きく
多くの兵士がここで過ごしたようです
壕の内部は電気は当然ございませんから
懐中電灯の明かりが頼りとなります
小笠原は地層が硬いようで
ダイナマイトで爆破しながら
掘ったそうです
壕内には日本軍が使用していたものが
そのまま残っています
ガラス瓶や薬品の入った小瓶なども
あったそうですが
勝手に持ち帰る輩によって
その殆どは既にここにございません
こちらは巨大な水瓶
壕の外には今も残る
トロッコのレールの一部
この壕では日本軍兵は横になって
睡眠することは禁止だったそうで
皆さん座って仮眠をとっていたそうです
ここは小笠原諸島父島でも
巨大な戦跡のひとつです