またまた北京だよ~ブログ
Jalan-minminaは
またまた北京にやってきております~
お天気がいいものの気温は1度
半端じゃなく寒いのであります
本日の世界遺産めぐりはこちら↓↓
頤和園(いわえん)
に位置する庭園公園
こちらで長らく暮らしたのは西太后
Dragon womanと呼ばれている人物
毎年4月から10月までの夏の間過ごしていたようです
西太后は数えきれないほどの皇帝の側室の一人
であったが、息子を授かったのを契機に
どんどん位が上がり、皇帝の死と同時に幼い息子を
皇帝に即位させて自らが実権を持ったそうです
当時では大サクセスストーリーですね
不幸にも愛息が19歳で死亡その後は幼い甥を即位させた
しかし、幼いことを理由に自らが実権を握る
18歳になった甥は海外での勉学を希望したため西太后は激怒
10年もの間牢獄へ入れちゃうのであります
もちろん、その間も自らが実権を握るのです
歳を取った西太后は自らが死を感じた前日に牢獄していた
甥を処刑し、翌日自らも死亡したとのことであります
女性というのは欲と金にめっぽう弱いものであります
と思うのであります~
公園内は中国人が好むような
想像上の動物の像が沢山ございます
これはドラゴンと麒麟とタイガーのような・・・
まあ、中国人がパワーを感じる動物の
想像上の動物のほかにも長寿を意味する鶴やカメ
パワーの象徴であるドラゴン、皇帝を意味するフェニックス
など動物園状態なのでありまして…
更にあちこちに南部から持ってきた巨大な石が沢山
ございます
ドラゴンの形だの、老人の顔に似ているだのとあれこれ
説明書きがされておりますが・・・うーーーん
イマイチピンと来るものはないJalan-minmina・・・
中でも西太后のベッドルームの前にある高さ3Mほど
幅6Mほどの大きな巨石は『不幸の巨石』と呼ばれているようです
その昔、外国人の石コレクターのお金持ちが発見して
全財産を叩いて北京まで持ってこようとしたそうです
しかし、莫大な費用はお金持ち石コレクターの台所事情を
圧迫し破産
その後、これまた石コレクターの当時の宮廷の人物が
北京まで持ってきたものの、その巨石が届くや否や
政治状況が急に右下がり
ということで不幸の巨石とされ、写真を撮ると不幸が
映ると言われたので撮影しませんでした~
ここは仏香閣
お誕生日をお祝いするための建物だったとか・・・
もともとは9層の塔が建てられるはずだったんだそうです
8層まで完成したところで都の西北方向に塔を建てるのは
不吉とされたことと、昆明湖の広い水面に対し
細長い塔では如何にも貧弱であると騒がれたため
完成直前に全て取り壊されたとのこと
その後、杭州の銭塘江に臨む「六和塔」に従って
8閣3層、高さ41m、基壇の高さ20mに及ぶ仏香閣が造られた
長廊(ちょうろう)Chang Lang長さは728メートル
世界一長い屋根つきの遊歩道にもなっている
1750年の乾隆帝の時代に皇帝が雨でも
母親が濡れないで湖散策が楽しめるように
「觀雨賞雪之用」として造営された
湖に沿って作られている
1860年にアロー戦争(第2次アヘン戦争)で
破壊された
西太后が再建したのが
現在に残っているもの
柱の梁には、8000にも及ぶ花鳥風月、歴史
古典の絵が描かれています
代表的な中国庭園建築には必ずと言っていいほど
このような長廊があるんだそうです
こちらは当時の権力を主張するもの
大きな湖に浮かぶ一艘の石舫
でも石造りでもちろん本物の『船』としての機能は
ございません
この石舫は「絶対沈まない船」つまり
「絶対に覆らない王朝」の意味で造られたといいます
時代は乾隆帝のもののようですが
1860年の英仏連合軍の焼き討ちで上層部分が焼失
あの西太后がそれを西洋風に再建したんだそうです
西太后の浪費のシンボルとしても有名
Summer palaceと言われるほど
夏には花が咲き乱れとっても美しい景色のようです
しかし冬は・・・まるでゴーストPalace・・・・
風は激しく吹き
天使が迎えに来そうです・・・・・
みなさん、こちらは名前通り
Summer timeにいきましょう~