B医院の先生に言われて、初診の1週間後に胃の内視鏡検査をすることに。

  ここで検査は何回かしているので、恐怖心もなく普通に終了。で、結果を聞きに診察室に行くと「ピロリ菌は除菌できてたわ」→ホッおねがい

「でも、ちょっと気になるものが見えてるねんなあ」「生検に回しておくから2週間後に結果聞きに来てね」。→滝汗滝汗滝汗


  「気になるもの?」「生検?」予想してなかった言葉の連続で固まってしまった私に、先生からのトドメの一撃が。

「だからちゃんと(もっと早くピロリ菌の除去確認に)来てくれてたらよかったのに」


えー、先生、そこまで今の私にダメージ食らわせますか???


  谷底に突き落とされた気持ちで検査と診察を終えた私を見て、夫も何か良くない状況を想像したよう。でも元々が楽天的な夫は「まだ何も分かってないから、最悪の事態は考えないようにしよう」と。それでも結果が分かるまでの2週間は、正体がわからないものへの不安とショックで食欲も落ちて、夜も眠れない日々でした。


そして2週間後。

どんな結果でも聞かないといけないし、どんな結果でもやれることはやらないといけないと覚悟を決めて、いざ先生の元へ。かなり顔がひきつっていたと思う。

先生「検査結果は胃がん。それもちょっと厄介なタイプやなあ」

私「スキルスですか?」

先生「みたいな感じやなあ」

私「え、、、」→顔面蒼白だったと思う

先生「でも初期で、この時点で見つけられたから大丈夫」

私「治るんですか?」

先生「これやったら内視鏡でもいけるかもしれないけど、年齢的にまだ若いし、これからの生活を考えたら、万一の可能性を考慮して腹腔鏡でしっかり取ってもらってもいいかなあ」

私「胃を全摘でもいいです!余計なリスクが消えるなら。命がそれで守れるなら」→半泣きでかなり必死

先生「そんなに深刻に考えてた?大丈夫大丈夫。胃の一部を取れば全然治るから」


  先生の「大丈夫」という言葉が嬉しかった一方で「そんなに深刻に考えてた?って、アンタが嫌なものが見えてるとか、もっと早くに来てくれてたらとか言うから最悪で深刻な状況を想定するやろがムキー」と密かな怒りも秘めつつ、総合病院への紹介状をもらって病院を後に。


  帰宅した私が夫に「初期の胃がん。手術で治る。この時点で見つかったから大丈夫と言われたよ」と伝えると、顔を歪めて「良かった。本当に良かった」と泣き出す夫。今まで、どんな物事にも動じる事がなく、常に楽天的に物事を考える人だったのに、その人をここまで心配、不安にさせてしまっていたのかと思うと本当に申し訳なくて、そして彼の為にも娘の為にも絶対にこの癌との闘いに勝ってみせる!とこの瞬間から自分の気持ちが一気に前向きになれた。


  この、容赦ない発言のB先生の凄さを改めて実感するのは、この後の紹介先の病院で、なんだけどね。