感染状況は日に日に増え、
新しい対策を立てなきゃいけない。


それは分かるのですが…



どうしても納得いかないニュースが
入ってきました。





未来ある子供たちから、

演奏の機会を奪わないでください。



2020年コロナが始まった時、

私は中学校で非常勤講師をしていました。



この学校では3月に行われ、

夏から取り組みを始めるので、

約半年、合唱コンクールに費やします。



生徒も「集大成」として、

興味関心を持って練習をしていました。


2020年3月、緊急事態宣言により、

休校…



私は3年生の担当だったので、

最後の授業も出来ない、

ステージで歌う姿は見られず、

卒業式にも出られず、

心にぽっかり穴が空いた気分でした。



学校もこのような経験を経て、

ようやく開催出来る!と、

意気込んでいるはずです…。



卒業式に向けても、

対策を取って準備をしているところのはずです。



3月に部活の引退コンサートを

企画している学校もあるはずです。



レッスンの生徒さんも

こんな事を話していました。





「中学校に入ってから、

人前で演奏した事がないんです。」




「今年に入ってから部活が出来ていません。」



心が痛んでいたところのニュース。



私1人がこんな風に声をあげても、

意味ないかもしれないけど、




各会社が実験結果をまとめているように、

「感染対策を取って行う」ではダメですか?




ヤマハの実験まとめ




「吹奏楽部でクラスター」の事例、
「合唱の授業で感染」の事例、
どれだけの数があるのでしょうか…



それならば、ちまちまと

「これとこれはやめて下さい」とされるより、


「○月○日〜○月○日を休校」

とする方が良い気がします。



子供たちには未来があります。


10代のうちに多くの感動、多くの体験を
積み重ねて心を成長させて欲しい。


大人がその機会を奪ってはいけないと、
私は思います。




「この行事はどうなるの?」

「卒業式の合唱は?」

「引退コンサートは?」



このニュースで不安になっている
10代の生徒さんがたくさんいるはずです。


どうか現場にいる大人の方は、
この気持ちを救ってあげてください!



保護者の方は、お子さんのモヤモヤを
吐き出させてあげてください!




40代の私が部活で経験してきたことは、
今の世の中には当てはまらない。


今の世の中で考えて、
10代の生徒さんに何が出来るか、
真剣に向き合って考えたいと思う!!



それにしても、腹の虫がおさまらない。