最後
『一緒に住めるような人になってよ』
彼は言った。
怒ってた。
わたしに幻滅してた。
わたしは辛かった。
いつまで頑張って
我慢してたら
いいの?
努力してる。
頑張ってる。
生きてる。
それだけでも認めてもらえないのが
辛くて
わたしは言った
玄関で。
『別れよう』
わたしは笑ってたかな
泣いてたかな
どんな顔してたかな
わかんない
ただ、ただ
過去を思い出してた
『帰らないでーー』
って泣きじゃくって彼を玄関先で
引き留めてたわたし
今、帰ってほしくないのに
冷静に見送ろうとしてるわたし
なんか色んな思いがよぎって
わたし、
今素直じゃない
我慢してる
さとちゃんもさ
わたしの心配して
互いに辛い
それからの
『別れよう』
彼は止まってた
なんで?って
わたしは言った
『もう私は大学時代のわたしじゃないんだよ。引き留めないよ。帰りなよ』
彼は部屋に入って話を
しようとしたけど
わたしは
『疲れてるでしょ?帰りなよ』
彼は帰った。
それがわたしたちの答え。