前の職場へ用事で行った
辞める前に会えなかった方々に
ご挨拶
私の大好きなゴディバのクッキー
それを持参して
27才の女の子
私の顔を見るなり涙目
とってもしっかりしていて
常識のある良い子
決して泣くような子ではないのに
私の明るさと笑顔を
大好きですと言って涙
私まで涙が溢れた
とても美しい60才の女性
私とは全く別の隣のメーカー
半年前のある日
彼女が仕事で困っていたので
残業して手伝ってあげた
後日その人は私の手を取り言った
実はあの日母が危篤でした
あなたのおかげで母の
死に目に会えました
一生このご恩は忘れない
涙ながらにそう言った
危篤だったなんて知らなかった
何も思わず
ただその人が困っていたから
自分の仕事を後回しにして
手伝ってあげただけ
もしも危篤だと知っていたなら
もっと何かして差し上げられたのに
そう思っているくらいなのに
今日その人が出勤していた
お別れのご挨拶をすると
また私を見て涙を流していた
お元気でと
人間生きている間に
人はどれだけの人と出会い
どれだけの人と別れるのだろうか
私のように
人よりも住む土地を変え
仕事を変えてくると
生まれてからずっと同じ土地に住む人
ずっと同じ職場に働く人
その方々よりも
出会いと別れの経験が多くなる
辛い別れもあれば
悲しい別れもあるし
二度と会いたくない人との
すっきりした別れもあるし
後味の悪い別れもある
別れの時にわかるのは
相手の私に対する本当の気持ち
いつも親しそうに話しかけていても
別れの時にはあっさりとしていたり
こちらが思ってもいなかった人が
私との別れを
心から悲しんでくれたりもする
今日の二人の涙は心からのもの
私は感謝せずにいられない
こんな私の為に流してくれた涙は
私が今ここに存在していることの証
人に笑顔で優しくしていたら
私をわかってくれる人がいた
こんな生き方は間違いではないと
励ましてもらえたような気がする
おかげで頑張れる
ありがとう
私もあなた達を忘れない
その人が今日出勤していた
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