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1925秒~)

 

吉田:まあ良いや。女子高生の話しよう

 

住友:OK。

 

吉田:今日会った女子高生なんだけど、今日会ったというか、最初も言ったけど見かけたんだよ。

 

住友:うんうん。

 

吉田:見かけたってのは、要するに、出勤の電車なんだよ。出勤の電車って女子高生結構いたんだよ。

 

住友いいねいいね

 

吉田:女子高生結構いるんだよ……。で、見たことない女子高生なんだけど、降りる駅が一緒なんだよね。

 

住友:はいはい。

 

吉田:女子高生が先に歩いてて、行く道が途中まで一緒なんだよ、多分。で、俺、降りるのが遅いから、大体人波が行っちゃった後、って感じで……。

 

住友:うんうん。

 

吉田:俺の三メートル前に女子高生が歩いてたんだよ。で、俺の会社の前まで女子高生が歩いてて、その後ろ三メートルくらいを俺が歩いてるんだけど、突如女子高生が立ち止まったんだよ

 

住友:はいはい。

 

吉田:で、なんか後ろを、こう、バッと見て……。

 

住友ストーカーと勘違いしたんかね?

 

吉田:ストーカーと勘違いしたんかなあ、と思ったんだけど、別にそういうことじゃなくて、俺の会社の近くにコーンが置かれてるんだよね。コーン。

 

住友:コーン? 工事現場の?

 

吉田:工事現場のコーンあるじゃないですか。

 

住友:赤いやつやよね。大体。

 

吉田:そう。赤いやつがあるわけよ。女子高生は赤いやつに近づいて行った……。

 

住友:変わった女子高生やね。

 

吉田:「なんなの?」と思ったけど、俺もちょっと気になるからチラッと見てるんだけど。

そのコーンをずらしたの

 

住友:……ずらしたんね。

 

吉田:そう。意味分かんないでしょ? ずらしたんだよ。で、ずらして、コーンの下になんかが置かれとったらしいのよ

 

住友:はいはい。

 

吉田それをスッて取ったわけ

 

住友:やばいやつやんけそれ!

 

吉田:で、何かって思って俺、チラッと見たじゃないですか。

……封筒やったんですよ

 

住友:はいはいはいはい……。

 

吉田:あの……なんかさあ、どう考えても、「それってこういうことじゃない?」って案がひとつも浮かばないじゃないですか

 

住友:え! そ、そうすか……?

 

吉田:意味分かんなくない?

 

住友:まあ、確かに、ね。

 

吉田:これって要するに、「なぁ~んだ、こういうことか!」っていう、「なぁ~んだ、こういうことか!」が、浮かばないんですよ。

多分、チラッと見たんですけど、札束が入ってたんだよ!

 

住友やばいやつやん! だから!

 

吉田:だからさあ! でも、「それってそういうことじゃない?」ってのをなんとかひねり出したいんだけど、どんだけ考えても、何らかの犯罪なんだよ!

 

住友:やよね!

 

吉田:だから、俺もう、「ええ!?」と思って。「こんなことある!?」って思って。

 

住友:え(笑)。

 

吉田:で、チラッと後ろ見て、俺いるのに、計画実行するのも意味分かんないし。

俺見てるよ!」って(笑)。

 

住友:それやっぱ女子高生が、頭が。頭が頭がね……。

 

吉田:いや、まさかの展開や。

 

住友:ちょっと待って(笑)。今、二、三個パッと思いつくんやけど……。

 

吉田:だからさあ、どれ思いついても、危険なんやよなあ

 

住友:うんうん。

 

吉田:どうしても、その、「なぁ~んだ、そういうことかぁ~」ってのが浮かばないんだよ……。

 

住友:そうやね。

 

吉田:で、びっくりして。びっくりしても、俺、会社に行くしかないから、会社に行ったんだけど。

なんかその、日常の中に潜む非日常を体感したよ。

 

住友:なるほど。その方は普段使わないんだよね、その電車を。

 

吉田:見た事ないよ。

 

住友:なのに使っとるってことは、指定があった、ってことやよね。

 

吉田:そうでしょう。だからさあ……空想が広がるよね。

 

住友:広がるね。

 

吉田:ここから映画作れそうな感じで。びっくりしてさあ。こんなことあるんだって。

 

住友:大阪すごいね。

 

吉田:「マジかあ!」ってびっくりしたよね。こんなことあるんだあ。

 

住友:普通にあれやったら直接貰うもんね。会ったりして。そうじゃなくて、コーンの下ってことは、なんか、ミッションを達成した、ってことやよね。

 

吉田凄腕の殺し屋の可能性あるよな。

 

住友:それもあるよね。

 

吉田:どう想像してもファンタジーなんだよ。

 

住友:何かを届けた場合もあるよね。

 

吉田:そうそう。

 

住友:それが一番可能性高いと思うから。

 

吉田:それやろうね。現実に即して考えるなら。

 

住友:ええー、そんなことあるんや……。

 

吉田:適当に投げた球がものすごい変化球になった、みたいな話やろ……。全く意味分かんないでしょ。

 

住友:うん。

 

吉田結局謎です

 

住友:えっと、あれだよ。友達同士で暗号作って、ね、探す、っていう、宝物を

 

吉田:いや、もう、そんなことしねえだろ……。

 

住友:したら楽しいと思うけどね。まあ、でも、年齢的にはしないと思うけど!

 

吉田:だってもう、一直線にコーンに向かってったもん。向かわねえだろ、女子高生は、コーンに!

 

住友:いや、いや、マジかあ……。流石ですね、流石……。