「マクロビ、ビーガン、アーユルヴェーダ、栄養士…」まるで呪文のように、様々な食の知識を追い求めてきた過去の私。料理教室に通い、理論を学び、まるで正解を求める受験生のように、情報という名の参考書を貪り読んでいました。今思えば、それはまるで「依存できる食」を探す旅だったのかもしれません。「これを食べれば健康になれる」「この食事法なら理想の体型になれる」そんな、誰かが作ったレールの上を走れば安心できるような、絶対的な「正解」を求めていたのです。でも、現実はそんなに甘くありませんでした。どんなに素晴らしい理論も、どんなに体に良いとされる食材も、全ての人に同じ効果をもたらすわけではない。「結局、これが正しいと言える食など人によって異なるし、自分で求めるしかないんだ」そう気づいた時、まるで長年探し求めていた宝物が、実は自分の足元に埋まっていたことに気づいたような、そんな感覚に襲われました。食の迷子から抜け出す鍵は、意外にも「メンタル」にあった食の探求に明け暮れていた頃の私は、常に何か足りないような、満たされない気持ちを抱えていました。それは、外側の情報にばかり目を向け、自分の内なる声に耳を傾けていなかったからかもしれません。そんな私が、ある時メンタルを学ぶ機会を得ました。最初は半信半疑でしたが、学びを進めるうちに、徐々に自己肯定感が高まっていくのを感じました。「私は私でいいんだ」「私の感覚を信じていいんだ」そう思えるようになった時、ふと過去の自分を振り返り、驚愕したのです。「私、こんなに沢山のことを学んでいたんだ…!」まるで、埃をかぶっていた知識の宝石箱を、改めて開けたような感覚でした。

知識は羅針盤、自分の感覚は航海士これまで学んできた食の知識は、決して無駄ではありませんでした。それは、大海原を航海するための羅針盤のようなもの。羅針盤は、進むべき方向を示してくれます。でも、実際に船を動かし、荒波を乗り越え、目的地へとたどり着くのは、自分の感覚という名の航海士です。過去の私は、羅針盤ばかりを頼りにして、自分の感覚を置き去りにしていました。だから、どこへ向かえばいいのか分からず、迷子になっていたのです。自分だけの「正解」を見つけるために自己肯定感が高まった今、私は過去の学びを活かしながら、自分だけの「正解」を見つける旅を続けています。そのために、私が大切にしていることは以下の3つです。
1.  自分の体に耳を傾ける
どんな食材を食べると心地良いのか、どんな食事法が自分に合っているのか、自分の体と対話しながら、最適な方法を探ります。
2.  固定観念を捨てる 
「〇〇は体に悪い」「〇〇は絶対に食べるべき」といった固定観念に縛られず、柔軟な思考で様々な情報を吟味します。
3.  楽しむことを忘れない
食事は、本来楽しいものであるはずです。無理な制限や我慢はせず、心から楽しめる食事を心がけます。
最後に食の探求は、自分自身と向き合う旅でもあります。様々な情報に惑わされることなく、自分の内なる声に耳を傾け、自分だけの「正解」を見つけていくのが良さそうです。
そして、その過程を心から楽しんでください。きっと、そこには想像以上の喜びと発見が待っているはずです。