音楽業界のレジェンド武部さんと、
気鋭の若手Yaffleさん、
二人のプロデューサーをゲストにアレンジの裏側に迫った回。
特に印象に残ったのが、
モダン(現代的)なアレンジには、コードや音数がスカスカでもノレるリズムがあれば成功、という自論のYaffleさんに対して、
それでもコードの響きが持つ、人に訴えるものはどこかで信じていたいし大事にしたいという武部さん。
ヨコが小さく拍手してたけど、
音楽って時代と共に大きく変わっていってるんだなという実感と、
それでも変わらない部分っていうのが音楽の持つ良さなんだろうなってしみじみ。
やっぱ関ジャム、勉強になるわ。
そして、首を長~くして待ってたセッション!
中学の時に友だちの影響でよく聴いてた久保田利伸、
まさか30年も経って、今いちばん好きな人が歌ってくれるなんてね。
♪流星のサドル
武部 × 丸山 × 村上 × 安田 × 大倉
アレンジは、
「まるちゃんが歌って気持ちいいようにっていうのをまず第一に考えた」という武部さん。
「めちゃめちゃ気持ちよかったです」
と、答えてたとおり、
まるちゃんすごく生き生きしてた!
TVガイドによると、
今回、事前リハーサルができなくて、
この日初めて合わせんだとか。
「難しいキーのところをずっと行き来していて、
そこに合わせていかないといけなかったマルは大変だったと思うけど、マルのボーカルは素晴らしかった」ってヤス君。
歌い出しからピッチは完璧、
声も伸びてるし、
何よりこのリズム感、さすが!
去年5月末の関ジャムリモート回で、
彌勒さんが選んだJ-POPのスゴい曲の1つが
この「♪流星のサドル」でした。
もう一度見返してみると、
「シンコペーション」でアクセントの位置を前にずらすことで独特なグルーヴ感を生み出し、
更に3:3:2のリズムにすることで軽快なラテン調のリズムになっているとの分析。
そこに注目して聴くと、
たしかにまるちゃん、手や脚でリズムをしっかり刻みながらアクセントを強めに入れてるように感じます。
英語の発音も綺麗で、
語尾がいちいちセクシー、
隙あらばカメラ目線飛ばしてくるし、
小節終わりにマイクをサッと離すところとか、
♪空の道に落ちて消える
のところの右手とか、
もう、
全てがカッコよくて目が釘付け!