パラレルワールドのあなたを想う。 | 丸山隆平holic!~オレンジ色に染まる日々~

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関ジャニ∞を全力で応援中♪
10年目eighter、
自分用の記録です
(まるちゃん多め♡)

7月13日は、本来ならば、
主演・丸山隆平の舞台「パラダイス」
大阪で千秋楽を迎えるはずだった日。

まるちゃんがそのことにあえて触れずにいるのなら、こちらも触れないほうがいいのかな・・・

そう思ってた矢先、

昨日の「丸の大切な日」に綴られたこの一文

“パラレルワールドの僕は、大千秋楽をしっかりと健康に迎えられただろうか?”

切なくなると同時に、
少し救われたような気持ちになりました。

この世界では出来なかったことが、
もう一つの世界では
もう一人の自分が成し遂げたかもしれない

そう考えると、
出来なかったことが“ゼロ”ではなく、
“∞”になったような、

見えない世界がとたんに広がったような、

そんな気がしてきました。


そのパラレルワールドにいる私はきっと、
7月10日のチケットを握りしめ、
全神経でこの作品を味わいながら
大好きな人をこの目にしっかりと焼き付けただろうし、

その世界のまるちゃんはきっと、
カーテンコールで盛大なスタンディングオベーションを浴びながら、
最後まで無事にやり遂げた達成感と充実感で眩しいくらいの笑顔を見せてくれたにちがいない。

そんなことを想像するだけで、
少し幸せになれたから不思議。

まるちゃん、ありがとう。



東京のお友だちが貴重な速報フライヤーのカラーコピーをわざわざ送ってくれました。
字だけ、片面だけだけど、
これは「パラダイス」が確かに動き出していたという証。

表紙を飾った3冊のSTAGE系雑誌も貴重な記録です。

このタイミングでまた読み返してみました。
残しておきたいことを書きとめます。


赤堀監督が自身の劇団の上演作を映画化した
「その夜の侍」(2012)
この作品の大ファンで、その魅力を雑誌インタビューで語ったことが今回のキャスティングに繋がったまるちゃん。

「答えを一つに限定しない、こちらに問いかけてくるような作風が、観てる側に余白を持たせてくれるところ、
狂気的なものが自分たちの生活の背中あわせにあるんだと感じさせてくれる描写が好き」と。

監督の単独インタビューを読むと、
「目の前の事象が自分の地続きのものだと感じてもらいたい。
フィクションに対する時、お客さんは別世界の話だという目線が多いんですが、僕は常に“いや皆さん同じだからね”と言いたいです」

まるちゃんの感性が、赤堀監督が見せたいものと合致していることがよくわかるインタビュー。

観る側は想像力をフルに働かせて挑むべき作品ってことだね。

きっと誰よりもこの2人が楽しみにしていたんだろうな。

なのに、

オリンピックで浮わついている社会を揶揄する物語になるはずが、
コロナ禍により、今や状況は真逆・・・。

「正直言って、僕自身が混乱してます」

このインタビューは3月下旬。

描こうとしていたものは変更を余儀なくされ、
この時点でもまだ台本は完成してなかったという。

なんとでもなる、なんとかなる。
たとえ台本がなくても現場で作ればいい
と笑うまるちゃん、頼もしい。

「見た方にどんな風に取ってもらってもいいんです。それはお金を払ってくださった方の自由ですから。
でも、演じる側としては、見終わったあとにそこの世界にいる人たちの営みを見たなと、作品全体をちゃんと感じてもらえるよう、力を尽くさないとね。
それが僕の仕事だから。」

まるちゃんのこういうところ、
ホントかっこいい。

赤堀監督がまるちゃんと一緒に飲んで肌で感じたこと、
「丸山くんはジャニーズの中でも突出して優しい方で、その気遣いや優しさは病的ともいえるほど。
彼の中にあるだろう闇を抽出したい。
生々しい弱さやズルさがあるのかも・・・」

まるちゃんのそういう部分を引きずり出してくれる作品を見てみたいと願うファンは多いと思うので、
赤堀監督にはぜひ今後もまるちゃんと交友を深めてもらいたいです。


八嶋さんとの対談では、ビジュアル撮影について触れてくれてました。

「この時はあえて気配というか、色味を消して、中身を空っぽにした状態で撮ってもらいました。
今の時点ではお客さんに先入観みたいなものを与えない方がいいのかなって。
だから意識して“パッケージ”になりきってみたんです」

あまりにも外見が良すぎるその“パッケージ”は

あれからずっと私の待ち受けです🧡


そして、まるちゃんがどの雑誌でも共通して語っていたことは、
「僕は演者とお客さんとの関係というのは、
同じ空間を共有するだけでなく、共演することだと思ってるんです」

舞台に立ってる側も観ている側も生身の人間。
その時の状態やら反応やらで微妙に舞台の間が変わり、歪みが生じる
でも、それが生の舞台の醍醐味だと。

短い上演期間の中で、演者とお客さんが会場で出会えるのは運命的なことだと言ってくれたまるちゃん。

今回それは叶わぬ幻となってしまったけれど、

こちらの世界でも、
きっとその日は来ると信じています。

まるちゃんが「いつか立ちたい」と願っていたシアターコクーンで・・・。