2016年11月9日
4日前に少し腹水をぬいてもらったけれど、再び辛くなってきた様子で食事も進まず、お腹が重くしんどいといった様子だった。
この日の朝、主治医の担当の曜日だったので、診察の予約はしていなかったが、診て欲しいと電話を入れ受診することになった。
エコーを取り、やはり腹水は溜まっているし、辛そうなので抜いてみましょうということになった。
主治医はギリギリまで腹水は抜かないという考えだったので、よっぽどだったのかもしれない・・・。
ゆっくり時間をかけて抜いてもらうことになり、なんと3時間かけて5,2ℓ!!
これには驚いた。
そして、この日はがん相談支援センターの担当の看護師さんも診察に立ち会ってくれ、今の浮腫みや腹水のたまった状態で、布団から立ち上がるのもしんどいのでは?と話してくれて、緩和ケアの依頼をしてはどうか?と提案してくれた。
そうすれば、介護ベッドも入れられるし、訪問診療もあるので、何かあっても安心なのでは?ということだったけれど、夫は「介護ベッドなんか入れたら死ぬみたいや・・・。」と拒否反応・・・。
私としては、介護ベッドの方が絶対楽だし、そうするのがベストだと思っていたので、看護師さんが言ってくれたことですんなり受け入れてくれるだろうと思っていただけに、意外な答えに驚いたと同時に「死ぬ」という言葉に反応し、涙がでそうになった。
「そういうのでなくて、起き上がりとか、絶対楽だと思うよ。」と返すと、看護師さんもうなづいて、「少しでもエネルギーを温存して、動けるようにするためでもあるのですよ。介護ベッドだけでも入れといて、必要ないとなったら使わなくてもいいし。」とさらに説得してくれた。
そして主治医も「緩和ケアを入れて訪問診療を受けるといっても、うちに通わなくなるということではなく、通いながらしんどい時に診てもらえるメリットがあるし・・・。」と付け加えてくれた。
それでやっとなんとか「わかりました。考えます。」と返事をしてくれたが、そこにいくまでに夫は、自分としては歩けるうちは散歩もしたいし、ベッドを入れたら余計歩けなくなりそうやし・・・。それで、いよいよ立てなくなったら入院したい。」と言っていた。
その理由として、私がテレビを見てケラケラ笑っているのを見て、何が面白いんやろう?と思ってしまうし、気分が合わないから1人で病院に入る方がいいと・・・。
そんな風に思っていたのかとすごく悲しくなったと同時に夫の気持ちを理解してあげられなかった自分にも落ち込んだ・・・。
結局この日は後日まで考えるということで帰宅した。
夜、いつものように足をマッサージしてあげながらベッドのことを話した。
「どこに置くんや?」と言ったので、こうレイアウトすればいい位置に置けると思うと私の考えを話すと、夫も少し気持ちが落ち着いたのか受け入れてくれた感じだった。
足のマッサージはかたくなな気持ちもほぐす効果があったのかもしれない・・・。
この2日後、夫は自ら電話して、緩和ケアを受ける依頼をした・・・。