本日、ロシアW杯壮行試合ガーナ戦のメンバー27人が発表されました。
西野朗監督初戦となるこの試合のメンバーはW杯予備登録メンバー35人の大枠の中から選ばれました。西野監督は久保裕也(ヘント)など27人には漏れた選手もロシア行きの可能性はあるとしつつも、ほぼほぼはこの27人からロシア行きメンバー23名が選ばれることになるでしょう🇯🇵

まず今回のメンバーについて。
GK 
川島永嗣(メス) 東口順昭(G大阪) 中村航輔(柏)

この3人の選出は順当でしょう。
川島はブラジルW杯後の4年間は苦しみつつ、リーグ下位クラブで気を吐きました。昨年のブラジル戦のPKストップや最近の試合では守護神の座を奪い返したことから本大会でも一番手は確実でしょう。東口もリーグ戦で怪我こそあったものの先日の試合では気にさせないプレーを見せてくれました。中村も安定したプレーを見せています。
2.3月のJリーグMVPの広島の林、浦和の西川などが落ちたのは惜しいですが、GKにはサプライズはありませんでした。

DF(SB)
酒井宏樹(マルセイユ) 酒井高徳(ハンブルク) 長友佑都(ガラタサライ) 遠藤航(浦和)

酒井宏樹と長友は不動の両サイドバックですね。前者はマルセイユで不動の地位を築き、チームのEL準優勝などに大きく貢献しました。後者もインテルからトルコ移籍が当たり、息を吹き返しました。酒井高徳もチームの成績とともにパフォーマンスは落としたものの、左右両方できるポリバレント性やスピードなどが評価されたのだと思います。遠藤航は目立った活躍こそないもののDF全般とボランチをできるユーティリティプレイヤーとしての招集でしょう。
しかし、僕は左利きの左サイドバックを1人は入れたほうがいいかなと思いました。フロンターレの車屋や、FC東京の太田宏介など長友とはまた違う特徴を持つ選手がいるため、酒井高徳か遠藤航ではなく、左利きのチョイスというのを見て見たいものでした。また伊東純也のサイドバックも見てみたかったー

DF(CB)
吉田麻也(サウサンプトン) 槙野智章(浦和) 昌子源(鹿島) 植田直通(鹿島)

センターバックは特に驚きなく、4人が選ばれました。強者が揃うプレミアでサウサンプトンを残留に導いた吉田、去年のレッズのアジア制覇の立役者でムードメーカーとしての役割も持つ槙野、そして鹿島の堅守を支える昌子と植田のコンビ。
日本代表には最適な4人でしょう。
3バックをするのであれば、長谷部をスイーパーに置いたり、遠藤航を起用することもあるでしょうが、おそらくファーストチョイスは吉田、槙野という2人になることが予想されます。
センターバックで選考漏れした選手は森重(東京)、丸山(東京)、三浦(G大阪)、谷口(川崎)などがいますが、この4人が妥当じゃないでしょうか。

MF(CM)
長谷部誠(フランクフルト) 柴崎岳(ヘタフェ) 三竿健斗(鹿島) 大島僚太(川崎) 山口蛍(C大阪) 井手口陽介(レオネッサ) 青山敏弘(広島)

ボランチ、セントラルMFが多いですね。どのようなシステムを起用するかはわかりませんが、それにしても前線にもう少し枚数をかけてもいいと思いました。ここから削られることになるであろう、いわば激戦区というところになりそうです。いざという時はDFもできる不動の主将長谷部、ロシアW杯最終予選イラク戦での劇的弾が記憶に残る山口はロシアも当確でしょう。
昨年鹿島で飛躍的に成長した三竿、今回のチームでは一を争うパサー大島ですが、このガーナ戦でなにかを残せればロシア行きの切符もあるのではないでしょうか。三竿はこの間の欧州遠征のパフォーマンスを見た限りでは落選の可能性もありますが、2人とも高さとパスという自らの武器でアピールしてほしいです。
柴崎は怪我にも苦しみましたが、勝負強さは期待できます。
サプライズ招集となった青山は日本にいい風を吹き込んでくれるかもしれません。現在Jでダントツ首位を走るチームのキャプテンとして選ばれてもおかしくない活躍でした。
逆に、悪い意味でびっくりしたのは井手口ですかね。スペイン2部移籍後はほとんど出場がなく、試合勘も失い、苦しい状況です。
正直、オランダで一年出続けた小林祐希(ヘーレンフェーン)、ベルギーで大きなサプライズを与え、二桁得点二桁アシストの森岡(アンデルレヒト)などのほうが代表に見合う活躍をしていたと思います。パス能力は日本トップクラスの憲剛の招集にも期待はしていましたが、。

MF(攻撃的)
本田圭佑(パチューカ) 香川真司(ドルトムント) 原口元気(デュッセルドルフ) 宇佐美貴史(デュッセルドルフ) 乾貴士(エイバル)

なんといってもなぜここに中島翔哉、堂安律がいない!?この5人が選ばれるのはある程度予想はできましたが、FWやボランチの枚数を落として入ってくる選手でしょう。2人ともまだ若いながら欧州で二桁ゴールを奪いました。今後の日本を背負っていく2人の若きドリブラーが入らないのは日本中の人に大きな衝撃を与えたことでしょう。
まず本田。性格上、好き嫌いが分かれる選手ですが、メキシコ移籍後は本来の調子を取り戻しました。ハリル騒動などはまだわからず、裏で力が働いたのかもしれませんが、ここまできたら彼の引っ張りに期待するしかありません。それをしてくれなければ選ぶ意味がないといってもいい。
香川も同じです。本来のパフォーマンスを見せてくれればいいですが、ドルトムントでの今季の活躍はそれとはかけ離れていました。彼本来の勝負強さ、経験でチームを引っ張ってくれることを期待します。原口、宇佐美はドイツ2部ながら、タイトル獲得に大きく貢献しました。2人とも若い頃から将来を期待され、苦しんだ時期もありましたが、このロシアの舞台で初W杯、活躍してほしいです!!! 乾は今季のパフォーマンスを見ればサイドアタッカーのファーストチョイスになるでしょう。ドリブル、パス、フィニッシュなど3年間のスペイン生活で大きく成長しました。このポジションは他にも選んでほしい選手は多くいました。前述した2人、キープ能力に長けた家長、サイドバックでも紹介した伊東、ハリルジャパン時代はコンスタントに出場していたガンバの倉田など。安定志向を狙ったメンバーになって少し残念です。

FW
大迫勇也(ブレーメン) 岡崎慎司(レスター) 武藤嘉紀(マインツ) 浅野拓磨(シュツットガルト)

大迫は今季終盤は降格したチームを支えきれず、パフォーマンスもあまりよくありませんが、体を張れる能力、決定力など半端ないので一番手確実ではないでしょうか。武藤は今季よいパフォーマンスを見せて、今回選ばれました。岡崎は経験を買われたのでしょう。英優勝のベテランストライカーの泥臭さはチームを救ってくれるかもしれません。
そして浅野、W杯予選では一躍ヒーローになったものの、ドイツ2部で後半戦は1試合も出れなかった選手を呼ぶのはどうなのでしょう。
杉本のような高さのある選手がいても面白かったかもしれません。
小林悠、久保裕也のやむ得ない落選は痛いですが、2人は本戦には招集のことがあることに期待しましょう。

忖度ジャパン、そうした声があがるのもわかるようなメンツです。明らかにネームバリューを優先した選出になったと思います。ただ選ばれたからにはいい意味で期待を裏切ってほしいと考えています。まあ厳しい戦いだろうけど、