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何かで悩み込んでしまったり、気持ちが晴れなくて憂鬱な気分になったり。
「自分は、一体何をどうしたいんだろう?」とか、「自分にとっての幸せって何だろう?」と考え込んだり。
そんな方々の不安定な心の状態を整えて、元気にするのが僕の仕事です。
『悩む人』を僕は"渦中(かちゅう)の人"と見ています。
普段は平穏だった水面に突然"渦"が発生し、その渦にうっかり呑まれてしまって、周りが見えなくなるほどに渦の中でもがいてしまう。
"渦中"に入ってしまった人は、周りの声が聴こえないほど、周りの景色が把握できないほどに溺れ、"渦中"という過酷な環境にただただ振り回されて疲弊し、冷静な判断が出来ずに不安や焦りに襲われる。
これは僕自信が渦中に入っていた(重く悩みを抱えていた)時の体感です。
こんな激しい環境から脱出するには、まずは冷静になり状況をしっかりと把握する必要があるハズです。
渦の大きさや流れの速さ、そして脱出経路の確認と確保。
こうした情報をきちんと把握出来てしまえば、案外簡単に渦中から出ることが出来ます。
僕の仕事は、渦中に居る方に対してしっかりとご自身の状況説明をすることです。
そして渦中からの抜け出し方を説明し、あくまでもご自身の"自力"で悩みという渦中から抜け出してもらいます。
すると僕のカウンセリングを受けた後は、例えまた同じサイズの渦に呑まれたとしても、以前に「自力で脱出出来た」というノウハウがあるので、もう誰のお世話にもならずに抜け出せる、若しくは、渦の手前で気付き回避できる様になります。
僕の主観的で勝手極まりない様な『アドバイス』など一切要りません。
何故なら、悩みやトラブルを解決するための素材は、相談者自信の中にしか存在していないハズだからです。
僕はカウンセラー(相談員)として、僕の身勝手な判断基準で相手の行動や思想をジャッジして、「あなたはこうしなさい」とか「こういうことはダメです」とか、指示的な発言はしたくありません。
僕には僕の人生がありますし、相手には相手の人生があると思います。
だから、死ぬのも自由だし、生きるのも自由です。
ただ、せっかく今生きているワケだし、せっかく五感や感情も持っているなら、楽しさや心地好さを感じながら呼吸しましょうという事を多くの方にお伝えしたいです。
いずれは失ってしまうであろう、五感や感情みたいな"感じる器官"を、苦しみや落ち込みばっかり受信するようなアンテナにしてしまうよりも、むしろ楽しさや幸せや喜びや感動をキャッチ出来るアンテナとして活用した方が、何か"得"な気がします。
僕の妹は、昨年の1月に自殺しました。
僕、「これでもかっ!!」ってくらい泣きました。
ショックで、トラウマで、正直、僕も向こう側に散々引っ張られました。
妹は、僕にとってかけがえのない『理解者』でした。
それを失った時の喪失感は、本当にとてつもなかったです。
生前、妹は独りぼっちで闘っていたようでした。
遺品の整理をしていたら、自殺未遂の痕跡もいくつか出て来ました。
何度も、トライしてたんですね。
全然わからなかった。
本当に自殺する人って、絶対に自殺を成功させたいもんだから、完璧に周りに悟られないように準備するんですね。
しかも、何年も時間をかけて。
人前では平静を保ち、人目のないところで万全に策を練る。
妹は、きっと燃えていたんだと思います。
後から後から、知れば知るほど、死への『情熱』を感じました。
そして、妹は見事に叶えました。
自力で。
凄い。
兄貴である僕でさえ、真似できないような瞬発力を目の当たりにしました。
僕は、妹の死も自殺も決して否定しません。
むしろ、この経験を活かして、この出来事で感じた気持ちを活かして、世の中の悩み多き人たちの心を少しでも「人生って、イイね」って思えるような方向に向けるお手伝いをしたいです。
絶対に"なかったこと"になんかしません。
追い込まれて苦しんでいる人、身の周りに自分を理解してくれる人が誰も居なくて塞ぎ込んでいる人。
そんな孤独で苦しそうな呼吸で過ごす方々を、もうとても他人事とは思えません。
生前の妹の様な、"誰の眼にも見えない獣たち"と触れ合っている方々、優し過ぎる心で気疲れを起こしている方々に対して、僕の発想や理解力をフルにつかって"もっと気楽な人生"を知っていただきたいです。
これを実行していき、一人でも多くの人を心地よい呼吸へと導いていくことが、僕なりの妹への供養だと思っています。
・・・ここまで読んでいただいた方、こんなに長々と僕の文章にお付き合いいただき、ありがとうございます。
もうそろそろ終わります。
どなたも、どんな些細な"渦"でも結構です。
解釈の難しい事柄に触れた際は、是非、佐賀県の
までお問い合わせ下さいませ。
失礼いたします。
おれんじ