ラボエーム見てきた
今日はジムの後、国立劇場でオペラ・ラボエームの観劇。同僚から、レントの元になったお話しで、レントのエイズが結核だってーことは聞いたのですが、またも予備知識ゼロの白紙状態で参加です。今日は一番前の向かって左から3番目。めちゃ近いー。でも、始まった瞬間、一番前ってーのはあまり良くないのかもって思いました。オーケストラの音が直接やってきて、歌とのバランスが悪い・・・。あと、ここのオーケストラは演奏しはじめの時のラッパ系の不協和音が聞こえる気がして、あってんのかな?って少し気になります。始まるとすぐになれちゃいますが。最初は画家のおうちに画家と男性がいて、お金がないのかな?紙を燃やして暖を取っています。そこに別の男性が3人位入ってきて、1人はお金持ちなのかな?薪にワインにパンにソーセージを持ってきてくれて、みんなで乾杯しているところに家賃の取り立て的な人がやってきます。しばらくしゃべって取り立て屋さんを追い出し、他の男性たちも出て行ったところへ女の人が入ってきて咳をしながら歌ってる。あ、この人が例の結核の人ねって思いつつ。で、結核の人と最初に部屋にいた男性が仲良く歌を歌い、その後街に繰り出してみんなで楽しく飲んでます。お金持ち風の女の人もいて、画家と親しくなってます。で、みんなで楽しく盛り上がっている感じ。その時の歌、聞いたことがある!で第一話終了。第二話は冬の寒々しい夜に結核の女性がやってきて、画家と話しをしています。そうしたら男性が出てきて、結核の女性は隅に隠れていて、男性と画家が話しているんだけど、女性に気が付いて、男性と結核の女性が話をしている。その時画家は家に戻り、しばらくしたら金持ち風の女の人と一緒に出てきます。男性と結核の女性は愛しあっている感じで、画家と金持ちの女性は喧嘩している感じ、で、結局金持ち女性が結核の女性を連れて去っていくところで終わり。第三話は、また男性5人が楽しく過ごしているところへ、金持ちの女性が結核で行き絶え絶えの女性を連れてきます。で、みんなが彼女とのお別れを惜しみ嘆きつつ、彼女はなくなってしまう。最後はどうなるんだろう、レントみたいに前向きな形で終わるのかなぁって思ったけど、本当に亡くなって終わってしまった。なんという悲しいお話しなんでしょうか。って、私のあらすじじゃなんだかさっぱりわかりませんね。悲しさも伝わらない。。。ということで、またウィキペディアで答え合わせ。めっちゃ長い(汗)第1幕パリのカルチエ・ラタンにあるボヘミアン仲間が暮らす屋根裏部屋。クリスマス・イヴ。画家・マルチェッロと詩人・ロドルフォが火の気の無い部屋で仕事をしている。寒さに耐えかねてロドルフォが売れ残りの原稿を暖炉に入れて燃やす。「世界の損失だ」などと軽口をたたいていると哲学者コッリーネが帰ってきて、何も金になることがなかったとぼやく。そこへ音楽家ショナールが食料・薪・煙草などを運ぶ従者たちとともに意気揚々と入ってくる。ショナールはこれらをどうやって稼いだかを得意げに語るが、誰も耳を貸さず貪るように食料に飛び付く。しかし、ショナールはワイン以外は取り置いて、「今夜はクリスマス・イヴなのだから、皆でカフェ・モミュスに繰り出そう」と提案し、一同大賛成する。そこへ家主のブノアが未払い家賃の催促にやってくる。ボヘミアンたちはブノアにショナールの金を見せて安心させ、ワインをすすめておだてる。家主が酔った勢いで、妻があるにもかかわらず浮気をしていたことを語ると、一同憤慨したふりをして家主を部屋から追い出してしまう。彼らは家賃になるはずの金をカフェ・モミュスでの飲食費として分けあう。皆出かけるが、ロドルフォは書きかけの原稿があるといって一人残って書きつづける。そこに誰かがドアをノックする。お針子のミミがカンテラの火を借りに来たのだが、めまいがして床に倒れ込む。ロドルフォに介抱されて落ち着いたミミは火を借りて礼を言い、立ち去る。しかし、彼女は鍵を落としたといって戻ってくるが、戸口で風が火を吹き消してしまう。再度火を付けようと、近寄ったロドルフォの持つ火もまた風で消えてしまう。しかたなく二人は暗闇で鍵を探す。ロドルフォが先に見つけるが、彼はそれを隠しミミに近寄る。そして彼女の手を取り、はっとするミミに自分のことを詩人らしく語って聞かせる(「冷たい手を」)。続いてミミも自己紹介をする(「私の名はミミ」)。一向に降りてこないロドルフォを待ちかねた仲間が「まだか」と声をかける。ロドルフォは「今2人でいる、直ぐに追いつくから席を2人分取っておいてくれ」と言う。仲間たちは気を利かせて先に行くことにする。まだ愛を確認したいロドルフォだが、ミミが仲間と一緒に行きたいと言うので後を追ってパリの街に出かけることにする。ふたりの愛情のこもった二重唱で幕がおりる。第2幕カフェ・モミュスクリスマスを祝う群集で賑わう通りで、物売りが口々に声を張り上げている。ボヘミアン仲間はカフェに集まり食事を始める。ロドルフォはミミに帽子を贈る。そこにマルチェッロの元の恋人ムゼッタが金持ちのパトロンのアルチンドロとともにやってくる。彼女は頻りにマルチェッロの気を引こうとする(「私が街をあるけば」)。マルチェッロはそれを意地でも無視しようとするのでムゼッタはさらに誘惑を続け、アルチンドロはうろたえる。ついにムゼッタは靴がきつくて痛いと騒ぎ出し、アルチンドロを靴屋へ修理に行かせる。さきほどからムゼッタへの想いを絶ちきれずにいたマルチェッロと邪魔者がいなくなったムゼッタは互いに抱きあう。彼らは勘定を済ませようとするが、手持ちの資金が底をついている。ムゼッタは自分と彼らの支払いをアルチンドロに払わせることにする。そこへ帰営する軍隊の行進が通りかかり、その見物の喧騒に紛れて逃げることにする。マルチェッロとコルリーネは片足裸足で歩けないムゼッタを抱え行進の後を追い、周りで見ていた人々はその意気揚々とするのを見て喝采を送る。その他の人々も行進の後を追う。全員が立ち去った後アルチンドロが靴を持って戻りムゼッタを探す。ギャルソンが彼に勘定書きを手渡すとアルチンドロはその額に驚き、そしてその場に誰もいないのを知って、その場で椅子に座り込み第2幕を閉じる。第3幕ダンフェール門の市外との関税所前。翌年2月。明け方。衣服行商人が市内にやってくる。他にも様々な商人の行き来がある。居酒屋でムゼッタが歌うのが聞こえる。ミミが登場し激しく咳き込み、居酒屋にマルチェッロを訪ねる。彼はここで看板を描いているという。ミミはマルチェッロに、ロドルフォとの生活がうまくいかない悩みを打ち明ける。彼は嫉妬深く、自分に冷たいというのだ。ついにロドルフォは昨夜ミミを置いて家を出たという(「助けてマルチェッロ」)。マルチェッロは、ロドルフォは宿屋で眠っていると答える。そこへロドルフォが目を覚まし、マルチェッロを探しに出てくるのでミミは隠れる。ロドルフォはミミのことを問うマルチェッロに、彼女の病気が重く、自分と暮らしていては助からないので別れなくてはならないと打ち開ける。マルチェッロは陰で聞いているミミのことを案じ、彼を黙らせようとするが彼女はすでにロドルフォの話をすっかり聞いてしまう。彼女が泣きながらせき込むのでロドルフォも彼女に気付き、心配しておおげさに言っただけだから心配無いと彼女を慰める。居酒屋のムゼッタの嬌声を聞いてマルチェッロが店に駆け込む。彼は彼でムゼッタの奔放な性格に手こずっていたのだ。ふたりきりになると、彼の配慮を察したミミはロドルフォに別れを告げる。以前住んでいた屋根裏部屋に戻ること、身の周りの細々したものを誰かに取りに行ってもらうことなどを淡々と語るが、「以前買ってもらったあの帽子だけは、良かったら私の思い出にとって置いて欲しい」と別れを言う(「あなたの愛の声に呼ばれて出た家に」)と、ロドルフォも彼女をいたわりつつ別れの言葉をかわす(「さらば甘い目覚めよ」)。ふたりの歌に並行して、居酒屋から出てきたムゼッタとマルチェッロが激しく言い争って喧嘩別れして行く。ロドルフォとミミが第1幕最後の愛の言葉を交わす二重唱の一節を繰り返して幕が下りる。第4幕再び屋根裏部屋。数ヶ月後。ロドルフォとマルチェッロが仕事をしているが、二人とも別れた恋人の事が思い出されて仕事にならない(「ああミミ、君はもう戻ってこない」)。ショナールとコッリーネが食料を持って帰り、四人はいかにも豪勢な食事であるかのように芝居をしながら食べる。演技に興じて決闘のまねごとをしているところに、ムゼッタが血相を変えて賭け込んでくる。ミミと戸口までいっしょに来たが彼女は今そこで倒れた、というのでロドルフォは急いで助けに行く。ムゼッタは金持ちの所で世話になっていたミミが、死ぬ前に一目ロドルフォに会いたいというので連れて来たことを三人の仲間に語る。ミミはロドルフォ、仲間たちとの再会を喜ぶ。彼女をベッドに寝かせると、ムゼッタはミミの手を温めるためのマフを取りに、マルチェッロはムゼッタのアクセサリを売って薬を買うために揃って出て行く。コッリーネは瀕死のミミのために自分の古着を質に入れようと、ショナールを誘って部屋を去る(「古い外套よ」)。2人きりになると、ミミはロドルフォに話しかける(「みんな行ってしまったのね」)。ロドルフォが例の帽子を見せるとミミは喜び、二人の出会いと幸せな暮らしのことを語りあう(「ああ、僕のミミ」)。しかしミミは再び気を失い、ロドルフォが声を出すと外で様子をうかがっていたショナールたちが駆込んで来る。ミミは再び目覚め、ムゼッタが持ってきたマフで手が暖まると喜ぶ。そのまま眠りにつくミミの側でムゼッタは聖母マリアに祈る(ムゼッタの祈り)。ショナールがふとミミを見ると彼女はすでに息絶えていた。そっと皆に知らせると、ロドルフォは周りのただならぬ様子に事態を察し、ミミの亡骸にすがりついて泣き臥す。さきほどのミミが歌ったモティーフをオーケストラが強奏で繰り返して幕となる。ききどころプッチーニはワーグナーのライトモティーフの手法を取り入れ、各登場人物の性格を表す動機を活用している。以下に取り上げる曲でもこの手法が有効に用いられるものがある。ロドルフォのアリア「冷たい手を」"Che gelida manina"テノーレ・リリコの定番アリア。詩人ロドルフォの自己紹介である。「貧しいながらも詩作を通じて夢を求めている」と歌い、ミミに早くも心を奪われたと恋心を打ち明ける。ミミのアリア「私の名はミミ」"Sì, mi chiamano Mimì"これもソプラノ・リリコの代表的なアリア。「皆は私のことをミミと呼ぶけれど、本名はルチア。お針子をしていて、教会には余り行かないがいつも神様に祈っています。私の部屋は(屋根裏部屋なので)春の太陽を最初に見られるの」と語る。ロドルフォとミミの二重唱「愛らしい乙女よ」"O soave fanciulla"ムゼッタのワルツ「私が街をあるけば」 "Quando me n'vo soletta per la via"ソプラノのコケティッシュな唄で、『カルメン』の歌う「ハバネラ」と同趣向の性格である。ミミとマルチェッロの二重唱「助けてマルチェッロ」 "O buon Marcello, aiuto!"ミミのアリア「あなたの愛の声に呼ばれて出た家に」 "Donde lieta uscì al tuo grido d'amore"プッチーニのアリアは、しばしば語るような平坦な調子で始まる。この曲も最初の事務連絡的な部分から、「思い出の品を持っていて欲しい」と願って歌うミミの本心が現れた部分に掛けて、徐々に高まる感情を音楽が忠実に描く。そして最後に、本当は別れたくない思いを振りきるようにして、再び別れの言葉を歌って曲を終わる。非常に効果的な構成であり、この曲もしばしば単独でリサイタルの曲目にあがる。ロドルフォとミミ、マルチェッロとムゼッタ「さらば甘い目覚めよ」 "Addio, dolce svegliare alla mattina!"互いをいたわり合い、心ならずも別れる2人と、ものの弾みで言い争った挙句喧嘩別れしてしまう2人の、2組の恋人達の対比が印象的な曲である。原曲は1888年に自作の詩に作曲した歌曲「太陽と愛(朝の歌)」"Sole e amore(Mattinata)”である(原曲についてはこちらを参照)。ロドルフォとマルチェッロ「ああミミ、君はもう戻ってこない」 "O Mimì, tu più non torni"コッリーネ「古い外套よ」 "Vecchia zimarra"深刻なこの場面で、いくら貧乏でも外套に別れを告げるというのは一見場違いな印象も受ける。しかし、悲しみに満ちたこの歌は、詩人や画家ならぬ思索家としてのコッリーネが心からの思いやりを不器用かつ真面目に表明したと解すべきであろう。この歌の後奏は最後に再び登場してこのオペラ全体を締めくくる。ミミ「みんな行ってしまったのね」 "Sono andati?" ~ロドルフォ「ああ、僕のミミ」 "Ah, Mimì, mia bella Mimì!"ミミは、2人きりになれるように眠った振りをしていたと言い、とても大事な事を伝えたい、それは大海より大きく深いもの:心からあなたを愛している!」と歌う。ロドルフォは感激してミミの美しさを称えると、ミミは「私の名はミミ」と初めて出会ったときのことを口にし、ふたりは幸福だったそのころを懐かしんで言葉を交わす。ムゼッタの祈り前2幕で享楽的な性格として描かれているムゼッタは、ここでは死を目前にしたミミを前に「たとえ私が許されなくとも、どうか彼女は天に召してください」と献身的に祈る。このあと、ミミがひそかに息を引き取る場面ではホルンが低く吹き鳴らされるが、プッチーニは楽譜のこの場面にミミの死を象徴する髑髏の絵を書きつつ、かわいそうなミミと語ったという。なーんとなく、あってるかなぁ?時々あいぼうにどんびかれる位現実的なコメントをしてしまう私は、結核の彼女がそんなに彼にくっついたり歌ったりしちゃうと、結核が移っちゃうよ~、と心配になってちょっとはらはらしちゃいます。そんな問題じゃないんだよね~きっと。あいぼうが結核だったらどーするかなぁ。でも、私まで移ったら困るもんね。って、物語だからそういう問題じゃないですね。レントと同じで彼女はミミなんですね。個人的には最初にいた男性(詩人)がよかったけど、お客さんは圧倒的に結核の女性に反応してました。国立劇場では最後のカーテンコールの時に演者の何人かに花束を渡していて、花束の種類が全然違って豪華だったりお花1本だったりして、最初は女性に花束を渡しているのかな、でもって主役は大きくて役が軽くなるにつれて花束が小さくなる?って思ったのですが、その後は男性に渡していたり、主役がもらっていない時もあったりして、よくわからん、と思っていたところ、今日見ていたら、主役の結核の方に渡していた花束があまりにいろいろだったので、お客さんから届けられた花なのかも・・・と思いました。それなら今までの花束の感じが納得です。オペラ、いっぱい見たなー。プッチーニばっかし。他のところでも見てみたい!