お久しぶりです。
すっかり夏休みを満喫していました
元不登校ムスメとは関係のない話ですが、
思いがけずいろんな収穫のあった夏休みでした。
立ち止まって、リフレッシュする時間は大事ですね。
さて、推しのことが大好きなムスメが読んでいた芥川賞受賞本。
推しを推すということはどういうことなのかを書いた小説です。
勧められても、オタクの話なんて理解できるかなと、実際読むまでには時間がかかりました。
読んでみて驚きました
親目線でも読める本でした。
生きづらさを抱えて生きる娘が、挫折しながらも、推しの存在に支えられて、生きる道を見つけていく。
不登校の子を抱える親には、とてもフィクションとは思えないほど現実的な描写で、心に迫ってくるものがあります。
描かれている主人公の特性よりも、
親に共感されないという状況がどれほどつらいことなのか。
そんなことを思って不憫に感じてしまいます。
でも、そういうダメな親だったのだろうな。
いや、今もまだ脱却しきれていないのかも。
それはともかく……
おすすめです