2025年8月に鑑賞した映画14本（日本映画7本（新作4本、旧作3本）、外国映画7本（新作6本、旧作1本））のうち、特に印象に残った映画をジャンル別に選んでみました。今月は８月１５日があるため、戦争にまつわる作品を新旧併せて４本鑑賞しました。そんな中で最も印象的だったのは「この世界の片隅に」でした。旧作ではありますが、日本映画では今月のベスト。一方外国映画では、米国アカデミー賞作品賞にノミネートされながらも、やや遅ればせで上映となった「アイム・スティル・ヒア」が響きました。

日本映画（新作）では、月末に観た「海辺へ行く道」と「８番出口」が印象的でした。「８番出口」はあまり期待していなかったので、その分非常に面白かったのですが、独特のストーリーと映像がとても良かった「海辺へ行く道」を今月のベストに選びました。

外国映画（新作）は総じてレベルが高く、甲乙つけがたい感がありました。特に良かったのは「アイム・スティル・ヒア」、「入国審査」、「パルテノペナポリの宝石」の３本。その中でも、歴史を背負った重厚なストーリーと演者の迫真の演技が印象的だった「アイム・スティル・ヒア」をベストに選びました。

アニメ（新作）は観ていないので該当なしとします。

ドキュメンタリー（新作）は、「キムズビデオ」と「サタンがおまえを待っている」の２本を観ました。フェイクで世間を混乱させることをテーマにした「サタンがお前を待っている」は、非常に興味深い話でしたが、残念ながら映画としての作りが今ひとつピンと来ませんでした。そんな訳で、フィクションかと思うような展開が特徴だった「キムズビデオ」を選びました。

最後に旧作ですが、「この世界の片隅に」と「リンダリンダリンダ」の２本はいずれも印象深い作品でしたが、８月という時節柄「この世界の片隅に」を選びました。

ジャンル	題名	チラシ	総合評価
日本映画	海辺へ行く道		4.2
外国映画	アイム・スティル・ヒア		4.6
アニメ	該当なし	―	ー
ドキュメンタリー	キムズビデオ		4.0
旧作	この世界の片隅に		4.8

【映画】2025年8月の振り返り