当時の私は1Kのアパートに住んでいました。

「彼女」は住むところがないと。お金もないと。仕事もないと。高校にも行ってないと。

背景には複雑な事情があるのは何となくわかりましたが、「彼女」にはそれを的確に説明する能力はありませんでした。
当時の「彼女」には、年齢相応の知性がなかったのです。
おとなしくて、いつも少し微笑んだ感じに見える顔の「彼女」は、ある種の男性にはとても魅力的にうつるのは明白でした。
でも、普通の男性なら「彼女」とつき合うのは難しいのでは・・・という系の女の子です。
その日、「彼女」は私が作った食事をゆっくり、すこしだけ食べ、部屋の隅で丸くなって寝てしまいました。

どうする?どうする??どうする???

次の日、とりあえず私は「彼女」をつれて、病院に行きました。
昔バイトしていた、ヤ○○さんが経営していた「□□ヘルスセンター」内の病院です。
わけありの人が受診しやすいとの噂を信じて、「保険証がないんだけど、診てほしい」とお願いしました。

紆余曲折あり。

結果。

「彼女」は多分私と同じくらいの年で(えええ!)、生まれつきのある障害だと思われる、と。
障害は治らない。特に治療法もない。具合が悪くなったら、ひとつひとつ対処しましょう。
肉体労働はしないほうがいい。
かといって、事務仕事も難しそう・・・。

どうする?どうする??どうする???どうするんだ私・・・。