全国のアミ~ゴの皆様、ようこそ大川隆法ネット後援会へ。(^O^)/


「日本が武力を持つと、再び無謀な戦争を始める。」

よく言われることではあります。


それは妄想です。

日本人は、根っからの平和主義者なのです。

それは歴史を見ても、現代人の心の中を探索しても同様の結論となります。


病気は、どのような病気であれ、程度の軽いものなら死に至ることはありません。

しかし同様に、どのような病気であれ、程度が進行すれば、死に至る場合があります。


ガンであれ、早期に発見し、早期に治療できれば完治します。

エイズであっても、早期発見できれば、現代の治療であっても、進行をとめることまでは可能です。


しかし、虫歯であっても、程度が進行すれば、場合によっては死に至りますし、僕は職業柄、水虫が原因で亡くなった方も存じております。


何事も、早期発見早期治療なのです。


国防も同じです。

早期発見し、小さなゴタゴタのうちに、できるだけ遠くの地域で、小さく片付けることなのです。

また、予防接収などを通して、可能な限り発症を防ぎ、可能な限り進行を防ぐ前処置が、あるのとないのでは、その後の対応がまったく違ってきます。


このように、国防も戦略的な発想で行うならば、国家存亡の危機にはならないのです。

絶対に・・・です。

絶対にならないのです。


日本は、いつも大国と一騎打ちをしています。

その前段階で、相手国との外交で失敗しています。

この失敗というのは、相手国の心情を悪くしたということではなく、相手国が有利なように、判断しているということです。


そして、決戦しか選択肢がなくなった結果、日清以降の戦いの歴史となっているのです。


予防医学的、または早期発見・早期治療の医療の原則とは、まったく逆の、「非戦略的国防の歴史」が、近代日本の歴史なのですね。


今ある非戦略的国防の最たるものが、日本の非武装や、自衛隊反対とか日米同盟反対、そして憲法9条は国の宝・・・といった、左翼的な論調です。


これは戦前の日本を否定しているつもりでしょうけれども、非戦略的国防論であったかつての日本の、基本的遺伝子の、振り子を大きく反対に振っただけで、やはり、非戦略的国防論なのです。


だから危ない!

きちんと反省していないのです。

いや、きちんと反省させることが、そもそも嫌なのです。


集団的自衛権に反対ならば、日本独自での個別的自衛権のみで、国家を護れる体制を築くのが筋です。


日米同盟に反対ならば、日本独自で中国、またはアメリカ、または米中2国、場合によっては、米中露3国と対峙できる国家戦略が必要です。


沖縄に米軍基地があるのに反対ならば、自衛隊が沖縄に駐屯し、世界最強と言われるアメリカの海兵隊と、同じ機能を自衛隊に持たせるべきです。


これらは、戦略的国防観点でいえば、最低限の対応です。

これらを現時点で実現しようと思えば、国家予算を全てつぎ込んでも、まだ足りないはずですね。

それは現実的で、理性的な判断でしょうか?


また左翼的論調というのは、日本では平和的な活動と見られていますが、世界の人々にとっては、戦略的国防の観点は、当たり前のように持っていることをご存知ですよね?


ということは、左翼的論調が日本国内で語られ、また国会の場で語られ、その論調が一定の支持を得ている日本という国は、世界での一般的視点で見れば、「上記に書いた、太文字の国家になる選択をしようとしている。」と見られる可能性が高いことがお分かりでしょうか?


そうなのです。

左翼的論調による国家の選択で、戦略的に国防を考えるならば、上の3つが必要なので、上の3つのような国になると、世界は当然考えるのですよ。


つまり、左翼的な一見平和主義的な、「平和平和と唱えていれば平和になる。」的な、日本的美意識に基づいた平和論というのは、最悪の場合には、日本が世界から孤立し、軍国主義的な政治判断をする国家への選択をしようとしていると、世界では認識される恐れが強いのです。


「米中露3大国を相手に、また日本は戦おうとしている。」という風に見える・・・ということです。

「米中露は、核保有国だから、当然日本も、核保有するだろう。」と、世界は見るわけですよ。


すると当然、世界は日本に対して、圧力をかけてきますね。

一見平和主義というのは、実は戦前の孤立主義と同じ構造を導くのです。


ですからもう日本は、普通の国になれば良いのですよ。

現在、世界最強国アメリカと同盟を結んでいますから、日米同盟は堅持するべきです。

日米同盟下であれば、ここ数年は戦争はありません。


そして米中同盟を阻止し、ロシアが中国と接近するのを防ぐ手立ては必要です。

ロシアと中国が引っ付けば、冷戦の再来ですし、今の日米では、その状況から国を護るのはキツイです。

ですから今、ロシアは孤立化させてはいけません。


日本が、仲介役を買って出るべきです。

問題となっているロシアとウクライナ両国は、共に親日国です。

彼らは、そして世界は、日本の仲介を心待ちにしているのです。


そして日本は、順々に力を付けて行き、国際的発言力を強める工夫が必要です。

そしてね、日本は最終的には、世界がどのように日本を孤立させようが、絶対に日本をつぶせないような状況を創り出すべきなんですよ。


それが、戦略的国防の最終段階です。

さすれば絶対平和が、少なくとも日本においては確立するんです。


どうやっても、病気になれないようにしちゃう。

病気になっても、すぐに治せる体制にしちゃうのが、医療の目標です。

国防も同じなのです。


それでは、またのお越しをー。(^O^)/