全国のアミ~ゴの皆様、ようこそ大川隆法ネット後援会へ。(^O^)/


今、アモ~レブログでは、あんまり面白くない(笑)、戦略的国防という観点から見た、日本の歴史を振り返っております。

いただいたメッセージで、「初めて聞く話ばっかりです。」というお言葉を頂戴しました。


それはそうでしょう。(笑)

僕は、へそ曲がりですので、人様と同じことを言うのは嫌いなんです。(爆笑)


ですがそれは、多くの日本人に、戦略的国防・・・という観点が、欠如しているからだと思います。

つまりそれが、日本の常識なのです。


今広島では、局地的豪雨による土砂災害が起きています。

左翼の強い広島で、自衛隊が救出に行くのは、なんとも複雑な心境ではあります。

行方不明になっていらっしゃる方々が、一刻も早く救出されることを願います。


水害が起こると、土嚢を積んだり、崩れた土砂を取り除いたりの作業がありますけれども、

僕には、歴史から見た日本の国防というのは、たとえば、「災害が起こってからどうするか。」という観点しか、考えがなかったのではないかと思えるのです。


つまり、

日本と敵対する勢力が現れて、それで初めて、それをいかに排除するかを検討し、最後の最後、もう方法論がないから戦う・・・。

いずれもが、そういうパターンではなかったかと、推測するわけですね。


それ以前に、つまり、現実に日本をどうにかしようとする勢力が現れる前に、それを何とか封じる工夫はなかったかと、とても残念に思うのです。

なぜならば、僕は生粋の平和主義者だからです。


僕は生粋・・・骨の髄まで平和主義者ですので、鉄壁の国防体制でないと嫌なのです。


絶対平和主義とか言って、戦争反対とか、集団的自衛権反対とか言ってる、左翼主義的な方々の見解は、僕からすれば甘すぎて、危なっかしくて見ていられないのです。


水害を防ぎたかったら、川幅を広くし、堤を上げて、なおかつ河川の流れを急にするべきです。

そうすれば、豪雨が来ても、川の水はどんどん掃けて行きます。

いち早く海に流れ出すだけで、地上には溢れません。


僕が暮らす地域は、とても雨が多く降る地域ですが、長年この作業を続けているので、滅多なことでは、河川は増水しません。


これを、国防でやるのです。

それが、戦略的国防です。


日本は伝統的に、この国防に関する戦略性が弱いのです。

歴史上の日本人に失礼かも知れなくて、大変申し訳ないのですけれども、僕には、欠如しているように見えます。

僕が、「日本人の精神は、草食獣的だ。」と言うゆえんです。


征韓論の時に、朝鮮半島に軍隊を出す素振りを見せるだけで、日清戦争は回避できました。

実際、豊臣秀吉は朝鮮征伐を行いましたが、スペイン・ポルトガルの朝鮮進出を止める思惑があったはずです。


結果的に、実際にそうなりましたからね。

ですから、幕末まで李朝朝鮮が存続できたのは、朝鮮征伐をやった、豊臣秀吉のおかげ・・・とも言えるわけです。


日本が朝鮮を征服しなくても、当時の日本ならば、いつでも朝鮮に出兵できるポーズが取れれば、それでスペイン・ポルトガルは、朝鮮を諦めざるをえないです。

戦国時代末期には、日本は、国内の鉄砲の数だけで、全ヨーロッパを凌ぐという、世界最強の国家となっていましたからね。


同じように、明治政府も、征韓のポーズをとるだけで良かったのです。


また日露戦争は、遼東半島が死守できれば、回避できたはずです。

実際、日露戦争は、遼東半島からロシアを追い出すだけの戦争でした。


ですから、三国干渉を跳ね除けられていたら、あの苦しい日露戦争はなかったはずです。


ではどうすれば、三国干渉を撥ね退けられたか?

日清戦争直後に、名目上だけでも、朝鮮を併合するなり、保護国となるなりしていれば良かった・・・という結論になります。


両方とも、多少なりとも軍事行動はあったのでしょうが、その方が、はるかに人民も、死なずに済んだはずです。


それが、戦略的国防観点です。


同様に、今の中国らとの緊張関係も、大東亜戦争終結後に、日本が朝鮮や台湾から引き上げなければ、今のような状況にはなっていないのです。


結局日本人は、平和を愛する国民なのです。

ですから、平和ボケ状態こそ日本人としての、基本的な精神状態だと思います。

それは僕もそうです。(笑)


僕だって、平和ボケしていたいです。(爆笑)

ですからそういう、平和を愛する日本人こそ、むしろ戦略的に国防を考えるべきだと思うのです。


それは兵法の鉄則ですけれども、結局、己を知り、敵を知ることから始まります。

水害を防ぐためには、雨の怖さを知り、そして地形を知る必要があるように。


本質的に侵略を発想せず、根っから平和を愛する日本人が、戦略的に国防を考えるようになること。

それが結局、日本人にとっても、そして、周辺諸国の国民の方たちにとっても、幸福なことではないでしょうか?


この、日本人にはなじみの薄い、戦略的国防論こそ、幸福実現党の国防政策なのです。


それでは、またのお越しをー。(^O^)/