震災後から寝たきりになってしまった小さい頃から家を出るまでずっと一緒に住んでいた祖母がとうとう逝ってしまいました。
90歳だったので大往生です。
大正生まれで戦争を経験している祖母からは何度も貴重な戦時中の話を教えてもらいました。
中でも満州に行っていた時の話は繰り返し繰り返し話していたので、よっぽど深い思い出だったのでしょう。
そりゃそうです。
戦時中に、夫の元へ危険も承知で単身渡って行ったわけですもの。
愛ですね。
父が物置に閉まってあった満州にいた祖父から祖母へと届いた恋文の数々。
私の記憶ではよく言い合いの喧嘩をしていた祖父と祖母。
大恋愛だったみたいです。
なんだか身内の話ですが、素敵だなと。
やっとおじいちゃんのところに行けるし良かったね、おばあちゃん

今すごく切ないのは…
おばあちゃんの部屋で、おばあちゃんの姿を探しているようなたろー(猫)を見かけた時です。
亡くなった2日後、急に姿がみえなくなり姉と兄が必死で探したけれど見つからず…
数時間後に鈴の音。
音の元へ向かうと、そこはおばあちゃんの部屋の押入れの中だったそうです

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