こんばんは、シタールです。
21日は朝から強い雨と風でした。
「春分の日 響き合うふたつのリーディング」はすっかり浄化が終わった時間に始まりました。
午後には空が明るくなり、夕方のリーディングでは金色の夕陽がカードとお客様を照らしてくれました。
同じお部屋にオイルとカードのブースを置いて頂いたので、お客様の選ばれた香りがふわりと包んでくれて幸せな時間を過ごすことができました。
ご一緒させて頂いた皆さま、ありがとうございました。
さて先日、映画「シェイプ・オブ・ウォーター」を観てきました。
撮影時から楽しみにしていた半魚人と口がきけない掃除婦イライザの恋の物語です。
毎日丁寧に靴を磨き、友人とソファに並んで映画を観ながらタップダンスのステップを踏み、恋をすると靴の色が赤に変わる。
足になんとなく目が行くシーンが続き、魔女に美声を差しだし尾ひれを痛む脚に変えてもらった人魚姫を思わせます。
イライザが言わない代わりに、掃除婦仲間は仕事終わりにパンプスを履き替えながら「足が痛むわ、早く帰りたい」と繰り返します。
人魚だったことをすっかり忘れて暮らすイライザ(と勝手に想像)が、水の世界から連れてこられた王子様と出逢ってしまう…
そこから運命が動き始めます。
俳優陣もストーリーも音楽も衣装も美しい魚人もとても素晴らしい映画です。
しかし、私が何より好きなのは色遣いでした。
映画中でも「緑ではなくティール」と言及される青緑色がテーマカラーになっています。私の大好きな色。
いつも眺めている色見本のページのようです。
少しずつグラデーションしているティールを中心に、たまに鮮やかな赤と黄色。
上映後に、泣きながらトイレに来た女の子がいました。
なんかわかる。ふるふると揺れる感じ。
悲しい映画ではないけれど、観てる間はもうずっと目に涙がたまってる。
画面の中でもずっと、じゃぶじゃぶと水があふれているような映画でした。
オラクルカードを読む時にも、水は重要なポイントです。
水が表すものはたくさんあります。
涙、感情、女性性、感性、恵み、浄化、どんな器に入れても水は水のままで形を決めない自由、母なるもの、育むもの…
水の色味や流れているか留まっているか等、その様子によって様々なメッセージを伝えてくれます。
昔から好きな色なのもあるけれど、今になってこんなにこの映画に惹かれるのは何か水が私に示すメッセージがあるのかもしれませんね。
帰宅して映画のパンフレットと手持ちのネイルカラーを合わせてみたら、とても合ってました。
思わず半魚人ネイルを実行。
塗っている間が楽しくて、1日ネイルでしたが大満足でした。
青海波は難しかったので、鱗を描いてみました
そして、ここからはまた春分イベントのお話です。
終了後にアンシェントメモリーオイルのリーディングをして頂きました。
ほとんど半年ぶりかな。
それぞれに違った色が美しいボトルは60本もあります。蓋に名前が書いてあるのでイメージを持たないように、かざした手の感覚でボトルを選んで行きます。
今の私の4本です。
・Prosperity 繁栄
・Success 成功
・New Life 新しい人生
・Earth 地
緑のバリエーションにオレンジがひとつ。
出来上がったスプレーはペールグリーン。
その日にしていた指輪の色でした。
香りも湿度を感じさせる森のような苔のような感じ。
私はやはり青と緑の間にいるみたい。
そして今回、いつも宇宙や天を目指しがちな私が選んだのは地でした。
私にしてはあまり馴染みのないイメージの言葉が並んでいます。
モードが変わったんだなと思いました。
私なりの豊かさとは何かを考える時期なのかもしれません。
ちなみに、前回はこの色でした。
皆さんが作られたボトルもそれぞれに違う美しい色と香りでしたね。
オイルもカードも「新しい私」を教えてくれます。
深層心理ではもう知っている「新しい私」。
慣れ親しんだ「今までの私」が少しずつ変わって行くのですね。
変化の過程を楽しんで新しい季節を迎えましょう。
そろそろお花見もできそうですね。



