こんにちは、シタールです。
ここ数年は紅葉狩りにも行きそびれ、大好きな秋が短かい気がしていました。
でも今年は違います。
この1週間でたっぷり秋を満喫しました。
まずは京都の秋。
京都国立博物館の国宝展に会期最終週に間に合いました。
はるか昔、縄文時代の人が造られた物。
教科書で見た貴重な銘品を堪能しました。
まず一階の大日如来坐像のありがたさに圧倒され、雲中供養菩薩の優美さにうっとりしました。
銅鐸を触る、岩絵の具を知る、金印を押すという体験コーナーも満喫!
金印のレプリカは重さを再現したものと姿を再現したものがありました。
重くない方のを封印用の粘土にぎゅっと押します。
蝋にシーリングするような感じ。
岩絵具は元の鉱物が、細かさによって違う色味になるのを見せて頂きました。
銅鐸は、あの青緑になる前はやっぱり銅色なのねーというのが新鮮な驚き。
そして博物館からぶらぶら歩いて、東福寺を訪れました。
紅葉の名所ですね。ずいぶん前に行ったきりです。
駅からもう、人!人!という感じでしたが、それも納得の美しさでした。
団体旅行の方も海外からの方も、みなさんとても嬉しそう。
その時しか見られない景色。
もうお会いしないかもしれない方達と一緒に見るのが好きです。
赤のバリエーションにしびれました。
さらに奈良の秋。
色々な偶然が重なり、天川村の天河大弁財天社を訪れることができました。
ちょうど新嘗祭の日で、たまたまお参りしていた私も参加させて頂きました。
今年実ったお米で作った御神酒を頂き、直会で新米のおにぎりやお煮しめを頂き、秋の恵みのありがたさを実感しました。
ずっとずっと行きたかった天河神社はとても静かで、おおらかで気持ち良い神社でした。
この一週間で新蕎麦、新米、日本酒とワインの新酒を頂きました。
しみじみありがたく、嬉しい気持ちになりました。
昨年の秋からの一年、私の太陽星座である天秤座に木星が滞在していました。
次々と新しいことがあり、高速で過ぎて行きました。
過ぎてみれば、まさに木星が並走してくれた年。今みでとは全く違う流れだったと感じます。
年末には少し早いけれど、今年のダイアリーを振り返ってみました。
ちゃんと日々の恵みを受け止めるさせることができたかな。
たくさんの出逢いや経験をしっかり熟成させて、来年に向かって行きたいなと思います。
ベランダのブルーベリーはひと鉢だけ紅くなりました


