ヒーリングによって奇跡的に病気が治る、それはそれなりに素晴らしい事ですが、その体験によってその人が、霊的真理に目覚めるところまで行かなかったら、そのヒーリングは失敗に終わったことになります。

魂の琴線にふれたときこそ、本当に成功したと言えるのです。

なぜなら、その体験によって、魂の奥にある大霊の花火が放電し、輝きと威力を増すことになるからです。

ヒーリングの背後には必ずそうした目的があるのです。

ヒーリングにも色々あります。最も基本的なのが、《電機治療》で、

治療家から出る豊富な磁気に、一部を患者に分けてあげるものです。一種の物理療法と考えてもよろしい。

これは、霊界の治療家は関与しません。

そして最後が、本格的な霊的治療家

『スピリチュアルヒーリング』で治療家が精神統一によって波動を高め、同時に患者の側の受け入れ態勢が整った時に一瞬のうちに行われます。

人間の側から見れば、奇跡に見えるかもしれませんが、因果律の働きによってそう言う現象が起きる

機が熟していたのです。

しかし、痛みや苦しみを取り除いてあげる事がヒーリングの目的ではありません。

あくまでも手段です。

つまり、居眠りをしている魂を目覚めさせ、真の自分を見出させるための手段に過ぎないのです。

病気で苦しみ続けた人が、あなた方による治療で奇跡的に治り、その体験によって、

霊的真理に目覚めて、地上生活の意義を知れば、あなた方は遠大な地球浄化計画における責任をはたしたことになり、そうなってこそ、


私たち霊界のものが、

援助した甲斐があったことになるのです。