タロットを楽しむ

愚者から続いて、力からのメッセージ


















『欠点から目をそらさなくてもいい』

















自分がずっと気になっていたテーマのひとつです
前にチベット博に出向きました
その中に、邪気と仏が絡み合って高みの境地へとのぼってゆく様が描かれた掛け軸があり
興味深いものでした
邪気があってこそ、学び、成長をしてゆけるとの表現でした
一方、タロットは有名ですから、カードの意味はたくさんの種類のタロットをネットで読んだりしてある程度の知識としては知っているとしても
だけどイマイチでした
腹にズドーン

それがいきなりズドーンと絵の全体が入ってきました
力のカードには、女性とライオンが描かれています
女性はライオンを手なづけているように見えます
しかも笑顔で
どうしてこんなことができるのでしょうか?
ライオンは、野獣という悪であり、話の通じない、ネガティブなシンボルかもしれません
それをてなづけている
この女性は、忌み嫌われる悪の力をも認め自分の中にとりこんだのかなと思いました
どんなに狂暴でも、悪でも、自分だと思えば
怖くありません
陰の力(性質)も陽の力(性質)も
全部
自分の一部なのだと、それを認めれば、安全に持っていることが出きるし、使うことも出きると思いました
コントロールも可能だと思いました
仲良くするといいますか
認めたことによって、性質がおとなしくなるんですね
変性というか、転換というか
によって、存在を認められたライオンもおとなしく女性に手なづけられているのではないでしょうか
自分の欠点は認めたくないものですから
誰かのせいにしがちです
良いところに目を向けることは大切ですが
時には欠点を知り、認識しなくては成長しないのかもしれないなと思ったカードでした
力を知りつくした女性だと思えました
独断も込みですが、タロットを楽しむメッセージでした

感謝
