フィレンツェって、過去を生きる街だそう。
主人公の順正にとって大事な存在である、芸術品の修復を教える先生のジョバンナは、
「ここは過去へ逆行した街なのよ。誰もが過去の中で生きている。
近代的な高層ビルなんか何処にもない。
・・・ここはご覧の通り、中世の時代からぴたっと時間を止めてしまった街なのよ。
歴史を守る為に、未来を犠牲にしてきた街。」
と、この街のことを言っていた。
本の感想になりますが。。。
すごく素敵な小説だとおもいました
3度目の挑戦でやっと読み切った!こんなに有名で人気あるのにorz
過去と未来と現在がテーマでしょうか
イタリアと東京が舞台の、昔の恋人(あおい)をずっとずっと忘れられない順正の物語です
さすがにちょっとひきずりすぎ・・・??(別れてから8年経ってもあおいに会いたくてたまらなかったから)とおもえる程でしたが(笑)、その内面に、なんだか親近感をかんじた
少し思い出すものがありました(´ω`)
誰の心にも、忘れられない人っているもんなのかな
そしてテーマのひとつでもあり、読んでて思ったのは、
当たり前みたいだけど、今を大切に生きるべしってこと、かなぁ
過去だけを背負って生きるって、もったいない気がした
あとメモ的になりますが気に入った所を書こうと思います^^;
第13章 新しい百年
自分以外の人の気持ちがわからないのはどうしてだろう。子供の頃、一緒に遊んでいる友達の顔を見ながらいつもそんなことを考えていた。
大人になるに従って、そういう幼い疑問はどこか現実的な諦めとともに消え去ってしまった。
過去に囚われ過ぎず、未来に夢を見すぎない。現在は点ではなく、永遠に続いているものだ、と悟った。
ぼくは、過去を蘇らせるのではなく、未来に期待するだけではなく、
現在を響かせなければならないのだ。



