お酒との付き合い方を見直す頃かなと思う。
鹿児島出身の自分にとって、お酒をたくさん飲むことはアイデンティティの一つだと勝手に決めつけていたところがあった。
しかし、お酒を飲みすぎていいことは一つもない。
先日、大学の後輩を家に招き、大いに楽しかったのだが、終盤に飲みすぎてしまったせいで後半のことをあまり覚えていない。楽しい思い出は、余韻を感じることにこそ意味がある。それが得られなかったのは痛恨の極みだ。
後輩たちがいるうちはまだまともだったみたいだが、帰ってから一気に酔いが回ってしまったらしい。片付けをできないばかりか、邪魔までしていたようだ。本当にロクでもない。
それだけならまだしも、自分には子供がいる。自分の意識しないところで子供を危ない目に遭わせる可能性があるというだけでいてもたってもいられない。
ベロベロで寝てしまったら、夜から翌日にかけては地獄だ。夜は気持ちが悪くて何度も目が覚め、朝になっても治らないからまともに動くことができない。予定していた買い物もキャンセルしてしまった。もちろん夕方のランニングもできず、丸一日を無駄にしてしまった。
お酒を飲むなとは言わない。飲むと陽気になるし、美味しいものは美味しい。しかし、それは常に泥酔する可能性と裏表だということを覚えておかないといけない。無理に周りに合わせる必要もない。飲まなくたって十分楽しめるのだ。