そろそろマーケティング戦略を次の段階に進めなければならない。

 

これまでは、とにかく投資や資産運用について思いついたことを書いていた。それでそこそこのアクセスを集めることはできた。

 

しかし、ここにきてアクセスの伸びは鈍くなり、サービス開始通知メールへの登録も止まってしまった。原因は明らかで、自分が何をする人なのか軸がぶれているからだ。保険や確定拠出年金について書いてもどうしようもない。

 

自分のサービスは何か。これを改めて定義しなければならない。『Book Yourself Solid』にもあるように、自分がターゲット市場にある切実で差し迫ったニーズを叶えられることを示し、顧客に与えられる最大の利益を明示しなければならない。

 

サービスは、バリュー株の情報を提供することだ。しかしそれは方法論でしかない。顧客に与えられる最大の利益は、バリュー株投資を通じて「一生お金に困らない生き方」を学んでもらうことだ。顧客の利益を考える時は、大きな視点で考えなければならない。

 

では、顧客の差し迫ったニーズとは何だろうか。投資で成功したい、塩漬けになっている株を何とかしたい、資産をどう運用したら良いかわからない、ハイパーインフレに備えたい、株式投資について一から勉強したい、、、。これらはいずれも入り口だ。マーケティングはまずここから入るべきだ。ここから入って「洗脳」することで、「一生お金に困らない生き方」というゴールに持ってくることができれば、安定した顧客になってくれるだろう。

 

奇しくも、このタイミングで経営者インタビューを受けた。「バリュー株投資とは何か」「なぜそれが上手くいくのか」「他のサービスとの差別化は何か」。核心を突く質問が多かったが、案外スラスラ答えられ、聞き手も感心していたように思う。可能ならそのまま動画で配信したいくらいだ。

 

つまり、言いたいことはもう頭の中にあるということだ。これを上手く形にしていかないといけない。具体的にまずやることは、バリュー株投資とは何か、もう一度整理することだ。これまでも一番アクセスが多かったのは「バリュー株投資とは」のページである。必ずしも良く書けているとは言い難いページで、一定以上の反応を得ることができた。ここからさらに進化させていかないといけない。

 

一つの方法は、Q&A方式にすることだ。これは分かりやすい一方、ゆるくなりすぎてしまわないかという懸念はある。とにかく書いてみないとわからない。同じ内容でいいので、動画も撮るといいかもしれない。前のやつより綺麗に撮れるとさらに良い。

 

サービス開始に向けては、バリュー株投資をきちんとストーリー立てて説明できるメールマガジンないし冊子を作らなければならないと思っている。これがあれば、顧客のメールアドレスを獲得することができるなど、何度でも使えるマーケティングツールにすることができる。

 

バリュー株投資の実践に関する記事を更新すると同時に、ベースコンテンツを作り上げることをサービス開始までの課題としたい。