今日で有休消化期間が終わり、本格的に会社員生活に終わりを告げた。
約7年。同じ組織にいた長さでは小学校の6年を抜いて最長になる。
長かったような、短かったような7年間だった。正直、深くは考えずに入った会社だった。でも最後まで嫌いではなかった。僕が嫌いだったのはこの会社ではなく、大企業サラリーマンの行動様式だった。
会社に入ってすぐに、こんないい加減でも社会が回っているんだとある意味感心した。会社の人は何かを成し遂げようとしているのではなく、目の前のタスクだけをこなしている。何のためにそれをやっているか、理解していない(あるいは目をつぶっている)。
それが、最初は天国だった。何となく過ごしていれば、そこそこの給料は入ってくるし、有給も柔軟に取れる。ずっとこの気持ちで居られればずっと天国のままだったろう。
しかし、仕事をこなしていくにつれて、周りを気にするようになってくる。自分だけ早く帰っていいのか、もっと周りと同じような資料を作らなければいけないのではないか。上司には従うのが慎ましいのではないか。
そんなことを考えるうちに、自分の本心とはどんどんかけ離れていく。こうすればもっとうまくやれるはず(なのに、反発があるかもしれないから言わない)、暇だから早く帰る(なんてことをしたら、後ろ指をさされるのではないか)、もっと簡単な方法がある(がそれはサボっているように見える)。
もっと自分に正直に、思ったことは言って行動すればよかったかもしれない。でも、それはそれで面倒なことも増える。ジレンマだった。
明日から給料はなくなる。不安といえば不安だが、不思議と焦りはない。これからは自分の本心に従って動けばいいのだ。失敗したら成功するまでやり直せばいい。
会社生活7年のうちに、前半はよく遊んだ(お金も自由に使えた)。中盤ではお金をかけて自分のやりたい勉強をした。将来の伴侶を見つけ、住む場所も決めた。そして守るべき存在がまた一人増えた。
1日1日で充足感を感じることは少なかったけど、それでも得ることの多い会社員生活だったと思う。感傷に浸っている暇はない。明日から人生の社長になるのだ。前だけ向いて進んでいこう。
約7年。同じ組織にいた長さでは小学校の6年を抜いて最長になる。
長かったような、短かったような7年間だった。正直、深くは考えずに入った会社だった。でも最後まで嫌いではなかった。僕が嫌いだったのはこの会社ではなく、大企業サラリーマンの行動様式だった。
会社に入ってすぐに、こんないい加減でも社会が回っているんだとある意味感心した。会社の人は何かを成し遂げようとしているのではなく、目の前のタスクだけをこなしている。何のためにそれをやっているか、理解していない(あるいは目をつぶっている)。
それが、最初は天国だった。何となく過ごしていれば、そこそこの給料は入ってくるし、有給も柔軟に取れる。ずっとこの気持ちで居られればずっと天国のままだったろう。
しかし、仕事をこなしていくにつれて、周りを気にするようになってくる。自分だけ早く帰っていいのか、もっと周りと同じような資料を作らなければいけないのではないか。上司には従うのが慎ましいのではないか。
そんなことを考えるうちに、自分の本心とはどんどんかけ離れていく。こうすればもっとうまくやれるはず(なのに、反発があるかもしれないから言わない)、暇だから早く帰る(なんてことをしたら、後ろ指をさされるのではないか)、もっと簡単な方法がある(がそれはサボっているように見える)。
もっと自分に正直に、思ったことは言って行動すればよかったかもしれない。でも、それはそれで面倒なことも増える。ジレンマだった。
明日から給料はなくなる。不安といえば不安だが、不思議と焦りはない。これからは自分の本心に従って動けばいいのだ。失敗したら成功するまでやり直せばいい。
会社生活7年のうちに、前半はよく遊んだ(お金も自由に使えた)。中盤ではお金をかけて自分のやりたい勉強をした。将来の伴侶を見つけ、住む場所も決めた。そして守るべき存在がまた一人増えた。
1日1日で充足感を感じることは少なかったけど、それでも得ることの多い会社員生活だったと思う。感傷に浸っている暇はない。明日から人生の社長になるのだ。前だけ向いて進んでいこう。