SEOに関して勉強してみたが、Googleが人間の動きに近づくことを目指していることを考えると、やることは2つに絞られたと思う。

キーワードを認知させること

Googleが文字での検索をメインにする限り、最も重要なのはキーワードである。いくらいい文章を書いても、キーワードが認知されなければ検索には引っかからない。

キーワードを認知させるには、文章中に多く登場させることが必要だ。何となく書いているだけではダメで、意識してそのワードを繰り返さなければならない。キーワードを確認するには、ファンキーレイティングが役にたつ。

ただし、キーワードだったら何でもいいというわけではなく、「検索される」ものでなければならない。検索されるワードを見つけるには、Google AdWordsのキーワードプランナーが有用だ。多くの人が検索するキーワードとして記事の中に盛り込む必要がある。

おもしろい文章を書くこと

これはSEO対策というより、結局のところ面白くないと読まれないということだ。

Yahoo!知恵袋で回答数が多い質問を並べて、多くの人が興味を引きそうなテーマについて書いてみるというのもひとつの手だ。

ただ、中身が面白くても、そこまでたどり着かないとどうしようもない。そこで重要なのがタイトルやSNSで共有するときの文面だ。つい読みたくなるようなタイトルを時間をかけてひねり出すことは決して無駄ではない。

おもしろい記事が書ければ、自然とSNSで共有される。そうすれば、SEOにも効果が出て、好循環に結びつく。

最終的に、小手先の技術ではなく、読者に本当に価値のある文章を書きたい。そのために手間暇を惜しんではいけない。

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