ずっとひとりで起業することを目指していたが、ここにきて風向きが変わりつつある。MBA卒業を記念して手伝ってきた起業プロジェクトが本格的に始動した。4月には会社を設立する予定だ。
自分は同期のよしみで手伝うだけのつもりだった。あくまで卒業式で学長にプレゼンするまでとの条件付きで参加していた。しかし、いつの間にか自分も中核メンバーに取り込まれつつあり、財務関連は完全に任されるようになっている。
このプロジェクトに愛着があるのも事実だ。ビジネスモデル自体は自分が提案した内容でもあるし、事業には大きなポテンシャルを感じている。CEOは非常に前向きで、その他のメンバーもそれぞれ得意分野があり、バランスの取れたいいチームとなっている。
問題なのは、自分が目指していた事業との兼ね合いだ。一つはお金のことで、投資助言業を始めるのに必要な金融庁への供託金500万円を貯めるのが難しくなるかもしれない。思ったより早く今の会社を辞めざるを得ないし、本格的に参画するには会社への出資も求められている。
もう一つは時間の問題だ。仮に供託金が払えたとしても、どちらも全力でやるには時間が足りない。投資助言業は一度登録してしまったら事業報告を行わないといけないから、二つ同時に走るのはかなり難しい話だ。したがって、やるならどちらか一つ、というのがひとまずの結論になる。
プロジェクトに専念することについて、メリットとデメリットを挙げてみる。
【メリット】
・自分が苦手とする、他人と協力してやることができる
・起業の経験値が上がる
・人脈ができ、自分の起業にも生きる
・どちらのビジネスも顧客層が被る
・ビジネスに携わることで、投資助言にも厚みが出る
・一応給料はもらえる
【デメリット】
・自分の事業を始めるのが遅れる
・通勤はしないといけない
・当初想定より忙しくなり、家族の時間が減る可能性
・出資金を出さないといけない
プロジェクトに参画することで、最初からひとりでやる場合と比較して、経験値が上がり、その後の選択肢が広がることは確かだ。もしかしたらここが人生の踏ん張りどころなのかもしれない。
最終的には自分がやりたいかどうかだ。今の気持ちはやりたいという方向に傾いている。自分の事業はまた後でもできるが、プロジェクトに参画するなら今しかない。まずは妻と相談し、改めて今後の方向性を出したいと思う。
自分は同期のよしみで手伝うだけのつもりだった。あくまで卒業式で学長にプレゼンするまでとの条件付きで参加していた。しかし、いつの間にか自分も中核メンバーに取り込まれつつあり、財務関連は完全に任されるようになっている。
このプロジェクトに愛着があるのも事実だ。ビジネスモデル自体は自分が提案した内容でもあるし、事業には大きなポテンシャルを感じている。CEOは非常に前向きで、その他のメンバーもそれぞれ得意分野があり、バランスの取れたいいチームとなっている。
問題なのは、自分が目指していた事業との兼ね合いだ。一つはお金のことで、投資助言業を始めるのに必要な金融庁への供託金500万円を貯めるのが難しくなるかもしれない。思ったより早く今の会社を辞めざるを得ないし、本格的に参画するには会社への出資も求められている。
もう一つは時間の問題だ。仮に供託金が払えたとしても、どちらも全力でやるには時間が足りない。投資助言業は一度登録してしまったら事業報告を行わないといけないから、二つ同時に走るのはかなり難しい話だ。したがって、やるならどちらか一つ、というのがひとまずの結論になる。
プロジェクトに専念することについて、メリットとデメリットを挙げてみる。
【メリット】
・自分が苦手とする、他人と協力してやることができる
・起業の経験値が上がる
・人脈ができ、自分の起業にも生きる
・どちらのビジネスも顧客層が被る
・ビジネスに携わることで、投資助言にも厚みが出る
・一応給料はもらえる
【デメリット】
・自分の事業を始めるのが遅れる
・通勤はしないといけない
・当初想定より忙しくなり、家族の時間が減る可能性
・出資金を出さないといけない
プロジェクトに参画することで、最初からひとりでやる場合と比較して、経験値が上がり、その後の選択肢が広がることは確かだ。もしかしたらここが人生の踏ん張りどころなのかもしれない。
最終的には自分がやりたいかどうかだ。今の気持ちはやりたいという方向に傾いている。自分の事業はまた後でもできるが、プロジェクトに参画するなら今しかない。まずは妻と相談し、改めて今後の方向性を出したいと思う。