建設労働者が不足し、政府では移民の導入も含めて労働力の確保を検討し始めている。東北復興需要やアベノミクス、オリンピック関連需要で人手が足りなくなっていると言われているが本当にそうなのだろうか。
建設業の労働者数は1997年の685万人から2012年には503万人まで減少している。特に若者の建設業への就労が少ない。


これは当然と言えば当然である。若い人の感覚で言えば、多少賃金が高くても体力的にきつくて危険が伴う建設業に就くよりは、コンビニで深夜バイトをした方が、絶対収入はともかく安全・快適に仕事ができる。
移民についても同様である。街のコンビニに行けば分かるが、バイトの店員はもはやほとんど中国からの(自称)留学生ばかりである。日本語もかなり流暢に話せる。彼らとて、無理に建設業に就く必要はないのだ。
建設業はもはや、危険・きつい・汚いの3Kが揃い、誰も好き好んで働こうと思わない。政府が無理に若者や移民をあてがおうとするほうが押し付けがましいという他ない。
しかし、ここにこそイノベーションのチャンスが潜んでいる。現場作業をロボットにしてしまえばいいのだ。ロボットを使えば遠隔操作で安全なところから快適に仕事をすることができる。一人当たりの生産性が上がれば、ロボット操縦者の賃金も上がり、たちまち人気業種になるだろう。
イノベーションが起こり、人の手がロボットに置き換えられると失業が発生し、大きな反発が起きるのが通例である。しかし、労働者が不足している現状に置いてはその心配はない。さらに、日本はロボット大国である。ここで建設業にイノベーションを起こし、日本の得意分野としてグローバルに対抗できる力をつけようではないか。ピンチはチャンスだ。
建設業の労働者数は1997年の685万人から2012年には503万人まで減少している。特に若者の建設業への就労が少ない。


これは当然と言えば当然である。若い人の感覚で言えば、多少賃金が高くても体力的にきつくて危険が伴う建設業に就くよりは、コンビニで深夜バイトをした方が、絶対収入はともかく安全・快適に仕事ができる。
移民についても同様である。街のコンビニに行けば分かるが、バイトの店員はもはやほとんど中国からの(自称)留学生ばかりである。日本語もかなり流暢に話せる。彼らとて、無理に建設業に就く必要はないのだ。
建設業はもはや、危険・きつい・汚いの3Kが揃い、誰も好き好んで働こうと思わない。政府が無理に若者や移民をあてがおうとするほうが押し付けがましいという他ない。
しかし、ここにこそイノベーションのチャンスが潜んでいる。現場作業をロボットにしてしまえばいいのだ。ロボットを使えば遠隔操作で安全なところから快適に仕事をすることができる。一人当たりの生産性が上がれば、ロボット操縦者の賃金も上がり、たちまち人気業種になるだろう。
イノベーションが起こり、人の手がロボットに置き換えられると失業が発生し、大きな反発が起きるのが通例である。しかし、労働者が不足している現状に置いてはその心配はない。さらに、日本はロボット大国である。ここで建設業にイノベーションを起こし、日本の得意分野としてグローバルに対抗できる力をつけようではないか。ピンチはチャンスだ。