物事を考える時に、自分は数字に弱い、というか数字についてあまり考えようとしていないと思い、小宮一慶氏の「ビジネスマンのための『数字力』養成講座」を読んだ。以下は小宮氏の主張を自分なりに整理してみて、今後に活かせるメモとして残すことにした。

数字に強くなるために、習慣として以下に示すものを心がけようと思う。

数字に関心を持つ→数字の意味を知る→定点観測する→将来を予測する

小宮氏が言っていることをよりシンプルに書き直してみたものだ。それぞれの項目について整理してみる。

■数字に関心を持つ

数字に強くなるためには、まずは数字に関心をもたないといけない。普段から数字を扱う仕事をしているのだから、例えば売上高がどのくらい、総資産がどのくらいというのは桁と一番上の位は覚えておきたい。これだけでも話の説得力が全然違う。

■数字の意味を知る

関心を持った数字がどういう意味を持つのかを知る必要がある。売上高であれば、セグメント毎の売上はどうなっているのかを知ることで数字に意味が出てくる。また特に率に関しては、前月比と前年同期比などで全然意味が違ってくるので、細心の注意が必要だ。

■定点観測する

数字に関心を持って、その意味を知ったら、次は定点観測することが必要だ。その数字が大きくなったのか小さくなったのか、はたまた得意な動きをしたのかがわかったら、その原因を確かめることで、数字が現実とリンクしてくる。

■将来を予測する

数字の変化の原因がわかったら、この先に何が起こるか考えて、自分なりの答えを出してみる。これこそが大前氏の言うFAWであろう。当たればすごく楽しいだろうし、外れても何が起きたのかはすぐにわかるはずだ。

小宮氏のオススメとして、月曜の日経新聞の経済指標を読むことが挙げられていた。これは今すぐできるので実行したい。また、普段の仕事でも意識していれば効率も変わってくるはずだ。将来的には今考えてる株式推奨メルマガに活かしたい。

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