タイトルからして非常に胡散臭い本だが、ヒントになるものが
あればと思って読んでみた。ネット起業のノウハウを得るという意味では
既に古すぎるし、これを読めばあなたも!って感じではないが、
ネットでビジネスをするという考え方の整理には十分に役立った。
以下は書いてある内容ではなく、自分で噛み砕いて整理したもの。
①ネット起業はニッチであれ
今やネットビジネスは商品の売上高で百貨店を超えたという話もあり、
世界中で十分すぎるといえるほど普及している。
しかし、ターゲットを無限に広げればうまくいくかというとそうではない。
情報の量はネットの普及以上に増え続けているし、競争もどんどん激しくなっている。
だったら、範囲を広げるのではなく、徹底的にニッチに絞った方がいい。
前ネット時代では、地元に超ニッチな会社を立ち上げたところで、
そこに来るのは余程の変わり者か、相当執念を持った人だっただろう。
興味を持つ人の割合が全体の0.01%だったとして、マーケットは東京都だとしたら1,000万人、
すなわち、ターゲットは最大で1,000人にしかならない。
しかし、ネットは世界に広がっている。
日本全体をマーケットとしただけでもターゲットは10倍の1万人、
世界全体をマーケットに出来ればターゲットは60万人にもなる。
そして、同じようなニッチの商品を取り扱っている人がいなければ、
その商品は一気に光を放つものになる。
先のターゲット一人あたり年間1万円売り上げられれば、日本だけで1億円、
世界では60億円も稼ぐことができるのである。
一人あたり1万円というのは高すぎるように見えるかも知れないが、
この本にはニーズさえあれば、値段を上げても変わらず売れるということがあり、
浮気調査マニュアルの冊子では1冊3万円でバンバン売れていたということである。
②徹底的にコストを削れ
ネットはとにかくコストが掛からない。
ホームページなんてタダ同然で立ち上げられるし、自宅でできるから家賃もいらない。
かかるのは広告費くらい。ここをどう使うかがミソになるのだろう。
所謂マーケティング戦略というやつだ。
コストを削ってしまえば売上はほぼそのまま利益になる。
成功しているネット起業(Yahoo!、DeNAなど)の営業利益率が超高いのもうなずける。
ネガティブに考えれば、金を借りる必要がないから倒産の危険は少ないし、
初期費用がいらないからどんどん新しいことに挑戦できる。
大事なのはいかに執着してマーケティングをやるかだろう。
③顧客にベネフィットを
何を売るか、またどう売るかということを考えたときに、
顧客を儲けさせるか、欲望を満たすものでなければならない。
「このノウハウを使えば会社の売上が50%アップする」
「株の仕組みがわかれば、資産1億円はあっという間」
「ナンパ師が教える恋愛術 ~こうすれば絶対に落とせる~」
となんとも胡散臭い文句が並んでしまったが、商品を買う方もそういう目的を持って
買うのだから、ある程度の出費は安いものだと考えるのだろう。
ちなみに、「本能系」はやはり儲かるらしい。
④10年続くビジネスモデルに
ビジネスという観点でやる以上、継続性がないと意味がない。
情報の単発売りは確かに当てるとでかい気はするが、
1回きりで終わってしまい、時代も変わるのでまた新しいものを作らないといけない。
例えば情報ビジネスだと、月額制のメールマガジンにするとか、
また、電話・メール相談、あるいは会員制システムなど、黙っていても金が流れる
仕組みを作ることが重要となる。
ここまで来ると、顧客を大事にするということがポイントとなってきて
ビジネスの原点に帰ってくるようだ。
⑤今考えているアイデア
いずれも情報を売るという感じになるかも知れないが、メモ程度に書き留めておく。
システムとしてはまず電子書籍や情報の切り売りでまとまった話を書いた商品を売る。
そして個別の話や、タイムリーな情報はメールマガジン、電話・メール相談を
月額制で取るというものだ。
商材は簡単に挙げてみるが、これからどんどん追加していきたい。
普段、自分としては普通になっていることが、案外他人には価値のあるものかも知れない。
・有望株の見つけ方
・転職市場
・持たざる生活のススメ
今後の展望としては、当然Bond-BBTのMBAを取ることは決めているが、
その途中、あるいはその後にネットからはじめ、独立のきっかけを見つけるつもりだ。
ひとまずの目標は、給料を超える月収を得ること!
日本一やさしいネットの稼ぎ方―ネットで稼ぎ続ける人は何が違うのか/平賀 正彦

¥1,365
Amazon.co.jp
あればと思って読んでみた。ネット起業のノウハウを得るという意味では
既に古すぎるし、これを読めばあなたも!って感じではないが、
ネットでビジネスをするという考え方の整理には十分に役立った。
以下は書いてある内容ではなく、自分で噛み砕いて整理したもの。
①ネット起業はニッチであれ
今やネットビジネスは商品の売上高で百貨店を超えたという話もあり、
世界中で十分すぎるといえるほど普及している。
しかし、ターゲットを無限に広げればうまくいくかというとそうではない。
情報の量はネットの普及以上に増え続けているし、競争もどんどん激しくなっている。
だったら、範囲を広げるのではなく、徹底的にニッチに絞った方がいい。
前ネット時代では、地元に超ニッチな会社を立ち上げたところで、
そこに来るのは余程の変わり者か、相当執念を持った人だっただろう。
興味を持つ人の割合が全体の0.01%だったとして、マーケットは東京都だとしたら1,000万人、
すなわち、ターゲットは最大で1,000人にしかならない。
しかし、ネットは世界に広がっている。
日本全体をマーケットとしただけでもターゲットは10倍の1万人、
世界全体をマーケットに出来ればターゲットは60万人にもなる。
そして、同じようなニッチの商品を取り扱っている人がいなければ、
その商品は一気に光を放つものになる。
先のターゲット一人あたり年間1万円売り上げられれば、日本だけで1億円、
世界では60億円も稼ぐことができるのである。
一人あたり1万円というのは高すぎるように見えるかも知れないが、
この本にはニーズさえあれば、値段を上げても変わらず売れるということがあり、
浮気調査マニュアルの冊子では1冊3万円でバンバン売れていたということである。
②徹底的にコストを削れ
ネットはとにかくコストが掛からない。
ホームページなんてタダ同然で立ち上げられるし、自宅でできるから家賃もいらない。
かかるのは広告費くらい。ここをどう使うかがミソになるのだろう。
所謂マーケティング戦略というやつだ。
コストを削ってしまえば売上はほぼそのまま利益になる。
成功しているネット起業(Yahoo!、DeNAなど)の営業利益率が超高いのもうなずける。
ネガティブに考えれば、金を借りる必要がないから倒産の危険は少ないし、
初期費用がいらないからどんどん新しいことに挑戦できる。
大事なのはいかに執着してマーケティングをやるかだろう。
③顧客にベネフィットを
何を売るか、またどう売るかということを考えたときに、
顧客を儲けさせるか、欲望を満たすものでなければならない。
「このノウハウを使えば会社の売上が50%アップする」
「株の仕組みがわかれば、資産1億円はあっという間」
「ナンパ師が教える恋愛術 ~こうすれば絶対に落とせる~」
となんとも胡散臭い文句が並んでしまったが、商品を買う方もそういう目的を持って
買うのだから、ある程度の出費は安いものだと考えるのだろう。
ちなみに、「本能系」はやはり儲かるらしい。
④10年続くビジネスモデルに
ビジネスという観点でやる以上、継続性がないと意味がない。
情報の単発売りは確かに当てるとでかい気はするが、
1回きりで終わってしまい、時代も変わるのでまた新しいものを作らないといけない。
例えば情報ビジネスだと、月額制のメールマガジンにするとか、
また、電話・メール相談、あるいは会員制システムなど、黙っていても金が流れる
仕組みを作ることが重要となる。
ここまで来ると、顧客を大事にするということがポイントとなってきて
ビジネスの原点に帰ってくるようだ。
⑤今考えているアイデア
いずれも情報を売るという感じになるかも知れないが、メモ程度に書き留めておく。
システムとしてはまず電子書籍や情報の切り売りでまとまった話を書いた商品を売る。
そして個別の話や、タイムリーな情報はメールマガジン、電話・メール相談を
月額制で取るというものだ。
商材は簡単に挙げてみるが、これからどんどん追加していきたい。
普段、自分としては普通になっていることが、案外他人には価値のあるものかも知れない。
・有望株の見つけ方
・転職市場
・持たざる生活のススメ
今後の展望としては、当然Bond-BBTのMBAを取ることは決めているが、
その途中、あるいはその後にネットからはじめ、独立のきっかけを見つけるつもりだ。
ひとまずの目標は、給料を超える月収を得ること!
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