明日はもっと面白くなるかもしれないじゃない?
きっかけはインスタグラム
タイトルから素敵なこの本を読んだきっかけはインスタグラムでした。
ROKUというUNITED ARROWS系ファッションブランドの公式インスタグラムを見ていた時、強烈に惹きつけられたモデルさんがいました。
かっこいい!
ひと目でそう感じました。
とても素敵な歳の重ね方をしている顔だなと思いました。
どんなことを考えてどんな風に生きたらこんな自由なオーラを発することができるようになるのか気になってしまい、本を出版されていたので喜んで飛びつきました。
年齢を理由に自分を縛らない
この本は名言の宝庫です。
その中でも特に心に響いた箇所をご紹介します。
『人は、70代のときはまだ60代のパワーを持っていて、80代になったら70代のパワーを持っていると聞いたことがあります。だから年齢で自分のことを決めつけるのはもったいないって、いつも自分に言い聞かせているの。』(「シャネルは80代になったら着てみたい」よりp.32)
『「若いから」「歳だから」って、押し付け合うのはやめましょうよ。もっと自由に。自分が幸せで周りも幸せだったら、それでいいじゃない。』(「シャネルは80代になったら着てみたい」よりp.33)
私はつねづね年齢を理由に自分の可能性をあきらめる生き方はしたくないと思っているので、この文章にものすごく共感しました。
年齢を言い訳にせずチャレンジし続ける方を見ていると、私も大人になることが楽しみになってくるからです。
もちろんマリさんも歳を重ねて手離さなきゃいけないものもあったとおっしゃっています。
『だけどそのとき、「もう私は歳だから」ってあきらめたら、その瞬間、ずるずると老け込んでしまうと思ったの。ここはいっちょ踏ん張りどころだと思ったわ。』(「年齢を重ねると、手離さなきゃいけないものもあるけれど手に入るものもあるのよね」よりp.109)
無くしたものを想って嘆くより、今あるものや手に入ったものを喜ぶマインドで居たいのです。
マイルールは心が硬くなっちゃう
マリさんは座右の銘を持たないというお話しです。
人間はそのときそのときで成長していくので
自分はこうと決めつけるのが大嫌いなんだそう。
きっと私がこの文章に反応したのは「世間の常識」というものに縛られてる人たちって身動きが取りづらくてしんどそうだなぁと思っているからです。
マリさんは小さい頃ひとりで山に登ったり河原に遊びに行ってしまうような子どもだったそうです。
「マリちゃんはすぐにいなくなっちゃう」と言いつつ行動を制限したり、無理に他の子たちと遊ばせたりしないご家族だったからこそ、こんな自由な雰囲気を醸し出せる素敵な方になったんだなと感じました。
私はみんなと一緒が正義だとも、みんなと違うことが正義だとも思っていません。
ただ、マリさんのようにふと導かれる方向に素直に身をまかせて生きていこうと思います。
Hope to see you again.
And have a nice weekend! ことり