いっせいが小さい頃、
言葉が遅かったり、人を拒否したりするのは
育て方が悪いのかも・・・とか
接し方が悪いのかも・・・
ビデオやテレビを見せたから・・・
とダメな母親だと思っていました。
でも、最近、まおを育てていて
全く違うタイプの子なので、驚いているいると同時に
育て方が悪いわけじゃないんだ~
接し方が悪いんじゃないんだ~
とよく思います
いっせいは泣き出すと、落ち着くまで見守っているしかありませんでした。
何で泣いているのか意味も分かってあげることができませんでした。
まおは抱きしめて「ヨシヨシ~」と言うと泣き止んでしまいます
泣く原因もよく分かるので、ホントに扱いやすい子です
子育てというか、ダメな母親だという劣等感がとても強くて
時々、「何であんたはこんななの」とキレることもよくありました。
世間体を気にしていました。
無表情な子なので、出かけてもあまり人から声をかけられることもありませんでした。
でも、まおはヤンチャなことをしていても、周りに笑顔を振りまき、
笑顔を返してもらっています。
「かわいいわね~」とよく声もかけられます。
勝手に言葉を覚えて、最近では冷蔵庫の前に立って指差しをして
「ちゅ~だ~」(ちょうだい)
と要求します。
そうやって、知らないうちにコミュニケーションが取れています。
母親のあたしも自然と笑顔になっています。
ふと、思い返してみると、いっせいが小さい頃、あたしって笑ってたのかな?
いっせいに対しても、周りの人に対しても笑ってたのかな?
まおから見た世界は周りの人がいつも笑顔で
優しく声を掛けられて、まおは嬉しい。楽しい世界に違いない。
じゃあ、いっせいから見た世界って
周りの人に笑顔がないのってどんな感じなんだろう・・・
親のあたしもいつも笑ってなくて、しかめっ面で・・・
そんな世界ってきっと楽しくなかったよね
嫌だったよね
笑顔で接していないことに気づいた頃は
もういっせいは6才になっていました。
最近、まおを育てていて、再びそう感じるので
出来るだけ、いっせいを見るときは笑顔で見つめてあげようと心がけることにします。
ひげ生えてきたし、ふ~ふ~やっているから
それだけで、しかめっ面になってしまうあたし
昔、保健師さんに言われたことがありました。
「いっせいくんはまだ球根の状態で、お母さんがお水をたっぷりあげ続けていれば
綺麗な花を咲かせてくれるよ」
たっぷりなお水は「笑顔」だったのかもしれません。
最近はちょっとづつだけど、いっせいは花を咲かせてくれていると思っています
まおを育てる上で、いっせいと過ごした時間はとても参考になることだらけです。
子育てする気の持ち方も違います。
母親として対したことは出来ないけど、
ど~んと構えて、いつも笑顔で見守ってあげられる事を続けていきたいと思います。
今日感じたことを綴ってみました