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[ O P T ]:オブジェクトパフォーマンスシアターのブログ

人間の身体を基本に、舞台表現に対して「モノ」が持つ力を能動的に関与させ回復し運動を与えて表現する『オブジェクト・パフォーマンス』を行う団体。
木村繁・福永朝子の指導のもと1999年立ち上げ。

 おまたせしました。『胎児の夢 ドグラ・マグラよりー』、本番同様に照明の入った写真です。


 絵巻物みたようにスクロールしながらご覧いただくもよし、

各写真をクリックして、大きなサイズで美麗写真をご覧いただくもよし。

 幻想的な雰囲気をお楽しみくださいませ。


 こちらの撮影は、やなぎさんとは別の日に見学にみえた写真家・フルヤカツトシさんです。



(なお、最後にオプトから、ちょっとしたお知らせがあります)







「 胎児よ胎児よ何故踊る、母親の心がわかっておそろしいのか。


 奇書『ドグラ・マグラ』関東に書かれた謎。


 アンポンタン・ポカン博士の論文『胎児の夢』の解放治療とは?


 人の細胞のひとつひとつに刻印された連綿と続く光と闇の軌跡


 夢野久作の栄進世界をオブジェで繪解く60minの白昼夢。 」






ドグラ・マグラ……人間の胎児が、母の胎内で見て来る先祖代々の進化の夢の中で…一番よけいに見るのは…悪夢でなければならぬ…










この蜜蜂の唸るような音はなんだろう…今はたしか真夜中だ…そうして、どこか近くでボンボン時計が鳴っているんだ…









…私は…ひょっとして精神がおかしいのか?私はいったい…誰なんだ?










やがて人類は、天と地と、完全に2つに分かれるのだ。一方は限りなく神に近いものへ、他方は限りなく機械に近いものへ!








…それ程、徹底した専制ぶりを発揮している人体各器官の御本尊、人類精神の独裁君主が、この脳髄に外ならないのだ!








スカラカ、チャカポコチャカポコチャカポコチャカポコ ♪あ――ア、ナント恐ろしキチガイ地獄じゃ








お兄さま…お兄さま…あたしです…お兄さまに殺された…お兄さま…。










…くれ竹の…よゝを重ねて、みほとけの…すぐに空しき道に帰らむ。









これかね。これは僕がこれから仕上げねばならぬ巻物で、出来上がったら天子様に差し上げねばならぬ大切な品物だ。誰にも見せる訳に行かん。









私はまだ母の胎内に居るのだ。こんな恐ろしい胎児の夢を見て、藻掻き苦しんでいるのだ……。









  一条積んでは 母のため


  二条積んでは 母のため


  この山無情の つつじ花


  一枝折りては 神にあげ


  二枝折るまに 日が暮れて


  母さま恋しと 泣いている


  泣くな嘆くな 幼な子よ


  七月半ばの 十五日


  みんな残らず 連れていく


  みんな残らず 連れていく









 ご覧いただきありがとうございました。







 さて、最期までご覧頂いた皆様にお知らせです。




 オプト『胎児の夢 ドグラ・マグラよりー』、

 毎年八月に長野・飯田市で開催される「いいだ人形劇フェスティバル」にて、

はやくも今年再演されます!


 今回見逃したという方は、フェスや、人形劇三国志などで知られる人形作家・川本喜八郎人形美術館などへの観光がてら、ぜひお出でください!




 詳しくはまた、こちらのブログでお知らせしますので、よろしくお願いいたします。

 オプトは、今年もいろいろやります!