和モダンをコンセプトに,施工致しました。

13畳のLDK
天井 檜無垢材羽目板、長押 秋田杉、回り縁 檜
壁 漆喰、腰羽目板 檜、カウンターテーブル 欅厚板
丸山杉磨き丸太、床 ビルマチーク無垢材

リビングより窓を観たところです。
右側の3本引き込み戸 既存建具に古材の欄間を入れました。
この3本引き、来客時や冬の寒い時期にしか出番が無いでしょう。
でも良いのです、苦心して作成致しました。建具は,和室の最重要なアクセントなのですから。居室の味わいを決めるモノです。
左のクローゼットは,藍色と白の和紙を市松に貼りました。ご存じ、桂離宮の模倣です。
(四百年以上前の意匠です。特許も切れています)
和紙ロールブラインド(金色)を付けました。
夜になり間接照明にどの様に映えるのか,ドキドキです。


間接照明の輝きが、実際以上に強調されています。画像処理能力が稚拙で、切磋しています。ソフトはアドビーCS6を使っていますが、使用者の能力が不足です。
この間接照明。天井と光源までの間を30㌢とりました。そのため、光の広がりが伸びています。夜には陰の無いリビングライフをお楽しみ頂けるはずです。


寝室の6畳です。ベンガラの漆喰は,床の間をイメージしています。
天井は,小津和紙から購入した楮土佐和紙です。下地は袋貼りをした上に,貼っています。
居室は,全ての資材が天然素材です。又工業製品も仕上げ材には全く使用しておりません。居住環境に関わるところには,化学製品を使用していません。

楮土佐和紙と網代で天井を造っています。
住んでいて見飽きる事は無いと思うのです。

玄関室への格子戸です。右手の嵌め殺し格子は,脱着可能です。大きな荷物を搬入する事を考えての製作です。

玄関室より観た格子戸です。
下の画像は,来訪者が玄関土間に立った時、格子が視線を遮る様になっています。
格子戸は奈良県の料亭より,嵌め殺し格子は京都の寿司屋で使用されたいたモノです。



洗浄トイレは、当社管理物件で初めての自動洗浄機能完備です。
浴室 追い炊き、乾燥暖房換気扇、ミストサウナ、完備です。ミストを使用する場合には給湯温度を49度まで上げて換気扇の暖房モードを併用して使って下さい。(給湯器リモコンは60度まで設定可能ですが、50度を超えて給湯した場合、ミストサウナの方で安全機能が働いてミストがストップしてしまいます)

