まずは令和6年能登半島地震、羽田空港衝突事故で被災された方々にお見舞い申し上げます。


このような災害や事故は他人事ではなく、心が痛みます。


今回はこのような被災された方々、及び心身に不調を抱える方々にとって【こころのケア】の方法のひとつとして参考になれば幸いです。


まずは自分の心を守るためのヒントとして、結論からお話させていただくと、


①決して自分に無力感を持たないでください。

②どのようなことを他人から言われても、「それは○○さんの考え方であって、私は△△だと考える。」と他人軸と自分軸をしっかり持っていてください。

③イヤなことを言われたら、その場から全力ですぐに離れてください。

④そして、最後に大切なのは、この怒りの感情を安全な所に行って、大声で吐き出してください。

罵倒してやってください!


【モラハラの一方法:ダブルバインド】

ダブルバインドとは、発信者の本当の意図は隠されている、ふたつの相反するメッセージです。


例えば、

妻:夕飯何がいい?

夫:なんでもいいよ

と言っておきながら、

夕飯にカレーを出したら、、

夫:またカレーかよっ!!

    ちゃんと家事くらいやれよ!!

(さっき何でもいいって言ったじゃない‪💢)

妻:それなら先に言ってくれたらいいじゃない!

夫:そんなことくらいわかるだろー!


もうね、こんなことが度々あると妻は

何も言わずに我慢をする、究極、離婚にも繋がりかねないのです。


人は自分の思いや感情を主張しても、はなから怒られたり、拒否されたり、寄り添ってもらえなかったりすることが度重なると、それを学習して「今、自分が我慢すれば事が丸く収まるだろう」「もう何やってもムダだよ」という無力感を無意識に習慣化してしまいます。(学習性無力感)

そして、自分軸ではなく、他人軸で物事を判断しがちになり、歪んだ思考に振り回されやすくなります。

・自己主張が怖くて出来ない

・自罰的思考、人の言うことが全てネガティブに思える

・過剰な承認欲求

・人に相談するのが怖い


特に家庭内や集団生活の中では闘争・逃走反応もままならない状況になり、負の感情が積もりに積もると、人はいろいろなストレスを抱えて、トラウマとなり、複雑性PTSDを引き起こすリスクが高まります。

とにかく、自分を守ってください。