手紙書くの本当は苦手なんだけど。
こんなこと昔あった。
大きい便箋10枚くらい手紙書いて
でも本当は全然足りなかった
だけどあんまり長いと
読むのまじだるいからなって
そう思って
だからその時点で封筒に詰めこんだけれど
あれこんなん
たぶんなんにも伝わんないぞと思うて
絶望して
破って捨てた、受験の終わり。
お世話になった塾の先生へ
そんなことを昔から
何回も何回も
繰り返して繰り返してたら
私は誰にも正直なことが言えない人間になった。
正直が言えない人になってしまった。
あー。最後に書いた手紙っていつだろう。
私は人間に対してこれっぽちも誠意がない。
嘘ばっかりついてます。
まじで。
・
難しいな気持ちって相手に伝わんないな
本当に言葉ってくそみたいな道具だ
不完全不完全!
不便すぎるよおい。
現代人がんばれよ。
頭いい人頑張っておくれよ。
なんでみんな言葉なんかで
意思疎通を図ろうとするの?
どうしたら伝わるの?伝わるの?って
いつも考えている。
この世の現象の
殆どは言葉で表現できないって思う。
まじで。
当てられる単語がない。
何にもない。
言葉って狭い世界ですよ。
好き嫌い嬉しい楽しい悲しい怒る。
それだけじゃないでしょ感情って。
もっと微妙な何か違う感情を表現することが
とても大事な局面だってたくさんあるもの。
大事な人が近くにいるときに
何かあった時がきっとそう。
あークソ真面目だな私って。
としみじみいつも思う。
・
あたしねあの人に手紙書いたのよ。
親友様がね筆まめだからとゆう理由で。(笑)
それね、そんな大したことを書いてないと思ったのだけれど。
本音の30パーセントくらい
混ぜて書いたのよ、実際。
昨日
帰り際
それ渡した。
手が震えた。すこし
だって本当のことそんなにゆうのって
なかなかないから。
どーでもいい人に嘘つくのは
まじでどうでもいいんだけど
色んな人と絶縁し続けたら
どういうわけか
とても大事な人ばかり近くに残ってしまい
その人たちに嘘ばかりつくのは
いたたまれなくて。
私は自分の主張をするけれど
相手の都合をよく考えた主張をする。
私の希望なんかこれぽちも入ってない主張をする。
これは彼らに嘘をついてることになると思う。
そういう主張をしたあと
あーほんとはこうが良かったな。
とよく思うて
勝手に不満が溜まっていって
不満だらけになりて
彼らは悪くないのにね。
それで相手のことがすごく嫌いになって
嫌いになって。
私が勝手に1人できらいになって
勝手に距離置いて、
結局絶縁になってしまう。
えっなんで?
あんなにいつも楽しそうだったじゃん。て
楽しかったじゃん2人で。って
いや楽しくなかったよ私はこれぽちも。
楽しいのはあんただけでしょ。って
だって私があんたの都合良いように
いつもそういう態度をとってやるから。
おいてめー。調子乗るんじゃねーよ。
頭わりぃな。
察しろよ。
とかいう言葉を喉の奥にぶちこんで
いややっぱり。
察しなくていい。
あなたはそのままでいてね。
ずっとそのままでいて。
と思い直し
にこにこして
さよならばいばい一生お前とは会いたくねー。と
なる。
あの人もそういう人なんだよね。
あんなにヤンキーみたいな風貌なのに
そういう頭のわるそうな皮の下に
何か深い悲しみのようなものがあって
同時に人間に対する知性があって
そういうものが私と共鳴したりする。
「俺、頭も顔も喧嘩もなんにも自信あるものないけどあのね性格はむちゃくちゃいいんだよね。これだけは言える。」
性格はマジでいいんだよって
あの人は時々言う。
性格がいいって自分で思うってことは
だいぶ人に気を遣ってきた人なんだなぁと
私はなんとなく感じて
何かもの悲しくなった。
あの人は自分のお金を
よく人に貸しちゃう。
自分だって無いのに。
それで返してもらわなくても
なんにも言わないし
まあ別にいいやー。って思うんだって。
元々の性格がひどく雑なせいか
喉の奥にむりやり押し込んでるせいなのかは
たぶんどっちもどっちなんだろうけど。
私がそうだから。
まあ全く違うかもしれないけど。
全部私の勝手な妄想だけれど。
そんな人でも
私と付き合ってからは
いやこれからは千円でも返してもらうわ。って
俺の金はゆうなの金だもんって
ゆうてるけど。
・
その人と長く一緒にいたいなら
自分の意見も優先して
その人と関わっていいかなければと思う。
お互いに。
でも正直私は人間が怖いから
素の自分が好かれないっていう、
恐怖は絶対に取れる気がしないから。
たぶんずっとそうやって生きるのかもしれない。
私はあの人とずっと一緒にいたいから
少しだけ正直なことを書いて
震える手で手紙渡した。
すっきりしたのと
嫌われるんじゃないかっていう怖さとで
正直なんだか微妙な気持ち
だった。
・
そしたらね
その手紙の内容のせいで
なんだかえらく傷つけてしまったみたいで
やっぱりね
でもそれは
本当のことをあんまり言えないビョーキ持ちの
私の出せる精一杯の本音で
ぎりぎりの本音で
その少しであんなふうになってしまうあの人は
私の全部をたぶん、受け止められない。
と正直おもうた。
え?信じたほうがいい?
あの人のこと信じたほうがいい?
受け止めてくれるって
信じちゃっていいの?
無理だよ。
だって男の人って
そんなに強くないから。
それは知っている。
人間に期待することって
馬鹿だとおもー。のね。
期待って人間に対してするものじゃないのよ。
・
嘘をつくことは不誠実かなあ。
私はあの人に対して誠実でいたい。
だってずっと一緒にいたいから。
あの人は全部本当のことを言ってって
そういうけれど。
馬鹿だよ。べらべらべらべらしゃべるのは。
私しゃべるのってきらい。
私が我慢したぶんだけ
私の中の言葉たちは
どんどん鋭利になっていき
鋭さを増し
それが不意に音を持ったとき
喉を通過していったとき
あの人をきっと
殺しちゃうのだろうな。
ぐさぐさぐさぐさぐさ。
あの人の心臓からはきっと
すてきに赤い鮮血が
素敵なふーに吹き出して
あーあーあー。やっちゃったー。
あでもちょっと綺麗かもー。とかって
頭の隅で思っていたら
あの人アスファルトにぶっ倒れて
それを見た私はきっと後悔して
殺してしまったことに絶対後悔して
びょおびょお泣いて。
あの人が私を受け止めてくれるなら
あの人は生き返って私を抱きしめるし
受け止めきれなかったら
そのままつめたくなっていく。
私の前からいなくなっていく。
これ簡単なことすぎてさー。
つまんねえな。わかってんよ。
つまりこれってさつまりいこーる
私は人を信じられなくて
信じられなくて。
不満が溜まって
溜まったら溜まったら耐えきれなくて
それから爆発して自爆自爆自爆
木っ端微塵で、私は死ぬ。
信じなくてもいいかな?ってそう思う?
別に信じなくても
好きは好きだから。
それとこれとは別でしょう。
あたしそう思うけど。
・
よく考えたらままは
愛情表現の少ない人だった
仕事ばかりだったし
そんなでも
物心ついた頃には小さな弟がいて
私はままに捨てられたくないからって
お皿洗いを沢山した。
掃除もした。
洗濯もした。
お料理は出来なかった。ごめんなさいと思った。
ままはよく父親にいじめられて
夜中、寝ている私たちのいる部屋に泣きながら逃げてきた
後ろに
顔を真っ赤にした父親がいて
何かよくわからない言葉を
凄い勢いで怒鳴っている
そういう情景が沢山思い浮かぶ
私は怖くて
いつもままを守れなくて
布団の中でいつも
寝たふりをした
ままはそのあと夜勤に行くの
車の排気音を聞くたび
ままを守れなかった私を
何もできない、
価値のない私をいつか捨てて何処かに
行ってしまうのだと感じられて
頭のおかしい父親のいる怖い場所に
私は1人置いていかれるのだと思った
きっとままは
可愛くて小さい弟たちは
連れて行くと思ったから。
大きくて可愛くなくて何もできない私は
置いてかれると思ったから。
寂しくて悲しくて辛かった。
そのたび
小さくて可愛くなりたいと思った。
私がままに捨てられることは無かったけれど
求められたと思うことも別になかった
ただ私はそこにいるだけのなにかで
ままの中の
義務感やモラルなんかの為に私は育てられ。
あー
ままは私のことを好きだったのだろうか。
私はままから離れてあげたかった
一人暮らしできて
なんか
浄化されたきぶんー。なのね。